花王の年収は?職種・年代別の年収や働き方などの企業情報を解説
花王の平均年収は?手取りはいくら?
2023年12月期で平均年収は802万円です。
有価証券報告書を参照しております。
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、花王の平均と同じく41歳で年収802万円の場合、年間の手取り額は約588万円となります。
花王の職種別の平均年収は?
2024年8月時点で下記が職種別平均年収です。
職種 | 平均年収 |
---|---|
営業系 | 658万円 |
企画・事務・管理系 | 709万円 |
IT系エンジニア | 750万円 |
電気・電子・機械系エンジニア | 627万円 |
医薬・化学・素材・食品系専門職 | 722万円 |
花王の年齢別の平均年収は?
2024年8月時点で下記が年齢別平均年収です。
年齢 | 平均年収 |
---|---|
25~29歳 | 551万円 |
30~34歳 | 639万円 |
35~39歳 | 773万円 |
40~44歳 | 770万円 |
55~59歳 | 1000万円 |
60歳以上 | 956万円 |
花王と同じ日系日用品メーカー業界の企業との平均年収比較
花王と同業他社を下記にて比較しました。
企業名 | 平均年収 |
---|---|
花王 | 802万円 |
ユニ・チャーㇺ | 843万円 |
資生堂 | 740万円 |
小林製薬 | 725円 |
ライオン | 665万円 |
こちらの比較から、花王は平均年収がトップクラスであるといえます。
各社、2023年12月期の有価証券報告書を参考にしています。
花王の年間休日は?
年間休日数は122日です。(2023年実績)
完全週休2日制(土曜、日曜)、祝日、年末年始休日、有給休暇、夏季特別休暇、私傷病特別休暇、慶弔休暇、ボランティア特別休暇、看護・介護特別休暇、勤続リフレッシュ休暇など様々に休暇制度があります。
花王の福利厚生は??
福利厚生は下記の通りです。
●基準外手当
時間外勤務手当、休日勤務手当、通勤費補助(通勤手段・居住地域により実費支給。上限あり)、住宅加算手当(※下記参照)他
●住宅支援
・独身寮
・転勤者用住宅
・住宅加算手当
自家取得者と借家入居者で、世帯主である社員に対して、地域・年齢・家族形態に応じて支給
●施設
・保養施設
会社所有の宿泊施設(箱根、和歌山)のほか、全国各地に契約保養施設あり。
・スポーツ施設
コナミスポーツ、ルネサンスなど全国各地に契約スポーツ施設あり。
●その他
各種社会保険完備、花王グループ企業年金基金、社員持株会、社員共済会(花王ファミリー会)による各種共済制度(結婚祝金、出産祝金、各種見舞金等)、事業場ごとのクラブ活動
花王の残業代は?
残業代・残業時間 2024年8月時点の「エンゲージ会社の評判」によると平均残業時間は28時間です。
花王では固定残業制度は取り入れておらず、超過した時間分の残業代がそのまま貰えるようです。
花王の退職金は?
花王の退職金制度には、いくつか特徴があります。基本的には「確定給付企業年金」が設けられており、在籍年数や役職に応じて将来受け取る年金額が決まる仕組みです。確定拠出年金についての具体的な情報は確認されていません。
また、退職金に相当する福利厚生として、保養施設や社員持株会、財形貯蓄制度があり、これらが給与に加えてメリットを提供していると言われています。
花王のボーナスは?
花王のボーナスは3月、6月、12月の3回あります。
花王の社風や活躍している人の特徴は?
社風はチャレンジできる環境で社員の活力を引き出す取り組みをしています。
中期経営計画「K25」における3つの方針の1つに、 「社員活力の最大化」を掲げています。 社員と組織を活性化するための代表的な取り組みとして、 2021年よりOKR(Objectives and Key Results)という新たな仕組みを導入しました。
OKRの中に「夢は大きく大胆にチャレンジ」や「想いがつながり、大きな力になる」などが掲げられています。
活躍している社員の特徴として、特に強調されるのは「技術革新を推進する力」と「オープンな発想」です。花王は、革新的なアイデアを生み出すため、部門を横断する「マトリックス運営」を行っており、異なる知識やスキルを持つ人材が一緒に働くことで、新しいアイデアや技術が生まれる環境を整えています。プロジェクトには多様なバックグラウンドを持つ「尖った人材」を集め、化学反応のように相乗効果を生むことで成果を最大化するのが花王の特徴です。
花王への就職は難しいのか?
新卒就職難易度は比較的高く、人気企業として安定した評価を受けています。就活会議の会員が登録したステータスをもとに算出したデータによると花王の採用倍率は15.6 倍です。
採用大学は広範囲にわたり、東京大学や京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学といった上位校を含む多くの有名校が内定者の出身校となっています。また地方国立大学やMARCH、関関同立といった大学からも採用があるため、マーケの場合は早慶・地方旧帝大の優秀層以上、マーケ以外の場合はMARCH関関同立の優秀層以上であれば就職しやすいと考えられます。
花王の転職難易度は?
花王は新卒採用が基本のため、転職難易度が比較的高いことが予測できます。しかし2022年度における花王の中途採用比率は約36%程度で職種によっては十分に転職できる可能性もあると考えられます。
特に人気のある企業の一つとして知られており、選考では事務系と技術系で異なるフローがあります。例えば事務系はエントリーシートやWebテストから始まり、複数の面接を経て内定に至ります。一方、技術系ではさらに専門知識が求められるため、エントリーシートや面接でのプレゼンテーションが重要視されます。
花王の選考について
花王の求人情報は?
エージェントでの求人は現状ございませんが、HPからマイページに登録すると、選考に進めます。
求人内容は下記の通りです。
■初任給
博士了:281,200円
修士了:260,500円
学部卒:240,000円
高専卒:204,700円
短大/専門学校(2年制)卒:182,800円
昇給:年1回
賞与:年3回(6月、12月、3月)
■労働時間・休憩時間
8:30〜17:00の7.5時間
1 フレックスタイム制
(7時~20時のフレキシブルタイム内で始業・終業時刻は社員の決定に委ねる。)
2 休憩60分/日
3 所定時間外労働:有り
■休日・休暇
年間休日:122日
※2023年実績
完全週休2日制(土曜、日曜)、祝日、年末年始休日、有給休暇、夏季特別休暇、私傷病特別休暇、慶弔休暇、ボランティア特別休暇、看護・介護特別休暇、勤続リフレッシュ休暇など。
■手当・福利厚生
●基準外手当
時間外勤務手当、休日勤務手当、通勤費補助(通勤手段・居住地域により実費支給。上限あり)、住宅加算手当(※下記参照)他
●住宅支援
・独身寮
・転勤者用住宅
・住宅加算手当
自家取得者と借家入居者で、世帯主である社員に対して、地域・年齢・家族形態に応じて支給
●施設
・保養施設
会社所有の宿泊施設(箱根、和歌山)のほか、全国各地に契約保養施設あり。
・スポーツ施設
コナミスポーツ、ルネサンスなど全国各地に契約スポーツ施設あり。
●その他
各種社会保険完備、花王グループ企業年金基金、社員持株会、社員共済会(花王ファミリー会)による各種共済制度(結婚祝金、出産祝金、各種見舞金等)、事業場ごとのクラブ活動
■受動喫煙防止措置
就業時間内禁煙
屋内禁煙
花王の内定を勝ち取るために必要なことは?
花王の内定を勝ち取るためには、企業の理念や事業内容への理解、適切なスキルやポテンシャルのアピールが求められます。特に次の点が重要です。
①企業理念「Kirei Life」の理解と共感
花王は「Kirei Life Style」(きれいで快適な生活)という理念を掲げており、環境への配慮や社会貢献を重視しています。面接では、企業理念に共感し、どのように自分のキャリアで貢献したいかを明確に伝えると良いでしょう。
②専門的な知識とスキル
特に技術系の職種では、高い専門知識や技術スキルが求められます。研究開発職であれば化学や生物学の知識、事務系やマーケティング職であれば、データ分析や顧客理解の力が求められます。また、これらを活かした過去の具体的な実績を示すと良い印象を与えられます。
③論理的思考力と柔軟な発想力
花王では、社員の創造力や柔軟な発想を重視しています。グループディスカッションやケーススタディ面接などを通して、論理的に考え、柔軟に対応できるかどうかを評価されることが多いため、日頃から問題解決力を鍛えておくと有利です。
④チームワークとコミュニケーション能力
花王はプロジェクトチームでの協働が多く、チームワークが欠かせません。他者と協力して成果を出せること、オープンにコミュニケーションを取れることも評価ポイントです。面接でこれまでのチームでの役割や成果を話すのも効果的です。
⑤熱意と持続力
花王は、情熱を持って長期的に挑戦できる人材を求めています。就職理由や将来のビジョンを伝える際、花王でなければならない理由や長期的に成し遂げたい目標を示すと良いでしょう。
以上を踏まえ、自己分析と企業研究を徹底し、自分の強みと花王の求める人材像を一致させることが内定に繋がる鍵です。
花王の事業内容
花王は、「ハイジーン&リビングケア」「ヘルス&ビューティケア」「ライフケア」「化粧品」の4つの事業分野で、生活者に向けたコンシューマープロダクツ事業を展開しています。「ケミカル」事業においては、産業界のニーズにきめ細かく対応した製品を幅広く展開しています。これらの事業活動を通じて、持続可能で豊かな共生世界の実現に貢献していきます。
■ハイジーン&リビングケア事業
ふれあい、ともに暮らす「きれい」を
衣類や住まいの清潔を保ち、家事負担を軽減する商品・サービスを提供することで、誰もが安心して暮らせる生活空間の実現に貢献します。
いくつになっても、どんな場面でも、誰もが自分らしく快適に過ごせるように、ライフステージに合ったサニタリー商品を提案します。
■ヘルス&ビューティケア事業
人生を輝かせる「きれい」を
人間全体を捉え、無理なく続けられる日々の衛生習慣・行動や心身のお手入れを通じて、人々が思い通りに個性を表現できる、真にすこやかな暮らしの実現に貢献します。
感染症や紫外線などの外的要因の防御・予防と共に、免疫強化を実現する商品や情報を提供し、環境ストレスケアと安全・安心な暮らしづくりを推進します。
■ライフケア事業
元気に笑顔で暮らすための健康を支える
生活者の課題の本質を捉え、暮らしに寄り添い無理なく続けられるセルフキュア・セルフケアの実現を推進します。
心身のモニタリング技術とAIを組み合わせて、一人ひとりの顕在・潜在ニーズに高精度でマッチするソリューションを提供します。
企業や団体のプロフェッショナルからの衛生に関するニーズに即したソリューションを提供し、人々の安全に貢献します。
■化粧品事業
Celebration of Individuality
ひとりひとりの人間を、その生き方を、讃える
個性ある尖ったブランド群を通して、一人ひとり、その人ならではの「美」と「個性」に寄り添い、確かなサイエンスと溢れる感性で、希望とKireiを提供します。
美、希望、Kireiを通じて、「よろこび」ある生活文化と、世の中の人々が輝ける社会の実現に貢献します。
■ケミカル事業
未来の「人と地球と社会のきれい」を、ケミカルの力で実現
花王がもつさまざまな強みと顧客・パートナーの強みを集積した共創を通じて、環境・社会課題の解決に努め、産業界の新たな価値と社会的インパクトの創出に貢献します。
サステナブル素材の深化、新たなエコソリューションの提案による顧客や産業界、社会の脱炭素と循環型経済への転換に向けた取り組みに貢献します。
事業領域と主な製品
油脂
主な製品
・オレオケミカル ・油脂誘導体 ・界面活性剤 ・香料
花王の業界の将来性
日用品メーカーの国内市場規模は、現在の4兆5,557億円 と推計されます。
今後5年間で日用品メーカーに影響する市場環境の変化を8つのカテゴリーに分類すると、プラス要因としてはコロナ対策・制限緩和、一方マイナス要因としては少子高齢化の影響が大きいと予測されています。プラス要因であるコロナ対策・制限緩和の具体的な要因は、インバウンド需要増加や国内旅行需要増加、海外旅行需要増加と予測されています。マイナス要因である少子高齢化の具体的な要因は、生産年齢人口減少(日本)や少子化(日本)、生産年齢人口減少(中国)と予測されています。
Meets Companyの紹介
Meets Companyは株式会社DYMが運営する就活イベントです。
何度面接を受けても落ちてしまうという就活生や就活イベントに参加してみたいという学生に非常にマッチしたサービスになっています。
特徴
少人数制
様々な業界の企業が参加
担当者と直接面談の機会がある
内定直結のチャンス
各回の参加者は10名程度と少人数制で企業と近い距離で交流できること、毎回異なる業界や企業が参加すること、イベントによって業界や就活生の属性(体育会系、文理など)が異なっていて自分にマッチした会があることが特徴です。
直接企業担当者と直接面談できる時間が設けられていて詳しい話を聞いたり、
イベントの終了後には、その場で選考が進んだりすることもあり、早期内定を目指す学生向けのイベントになっています。
メリット
効率的な企業研究
アピール機会が多い
フィードバックをもらえる
実際のイベントでは、少人数制なため一人ひとりが企業に対して自分をアピールする機会が多くあり大規模な合同説明会では難しい、深い交流が可能です。
さらに、企業担当者から直接フィードバックを受けられるため、面接対策や自己PRの改善に役立ちます。Meets Companyは、効率的な企業研究や早期内定を目指す就活生に非常に魅力的なサービスとなっています。
本記事を読んで「就活イベントに参加したい」「早期内定がほしい」という学生はぜひMeets Companyをご利用ください。
花王に似たおすすめの企業は
花王に似たおすすめの企業には、以下のような大手の消費財メーカーや生活用品、化粧品、ヘルスケア関連の企業が挙げられます。これらは日本や海外で高い評価を得ており、花王と同様に品質に注力しています。
1. ユニ・チャーム
衛生用品(紙おむつ、ペットケア製品など)や、日用品を中心に製品展開している日本の企業です。品質の高さとユーザーの使い心地に配慮した商品開発に力を入れています。
事業分野は「ウェルネスケア」「ペットケア」「フェミニンケア」「ベビーケア」「Kireiケア」と幅広い事業を展開しております。
2. 資生堂
資生堂はスキンケア、メイクアップ、フレグランスなどの「化粧品」を中心とした事業展開を行いながらも、そのほか「レストラン事業」「教育・保育事業」など幅広く展開しています。