文系が向いてる仕事5選 ~役立つ資格まで紹介~
「文系はどんな仕事が向いてるんだろう」「文系で稼げる業界はどこなんだろう」と考えていませんか。
今回は文系が向いてる仕事や文系が就活をするときに役立つ資格に関して紹介していきます。
どんな仕事があり、自分に向いているのはどんな仕事になるのかなどが分かるかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
文系が向いてる仕事5選
・具体性を持たせる
文系向きの仕事で代表的なのが、公務員、教員、人事、営業、企画・マーケティングなどが挙げられます。
今回は5つの仕事に関して紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
公務員
公務員は、安定した職業として人気が高いです。
文系出身者でも、法学部なら国税に関する仕事や警察官など、幅広い職種を目指せます。地方公務員として教員や市役所職員を目指す場合、自治体ごとの採用試験に合格する必要があります。
試験情報や日程は各自治体のホームページをチェックしましょう。
文系の強みを活かし、公務員として地域社会に貢献できる職種を選んでみてください。
教員
教育者には学校教員や塾講師、幼稚園教諭など多岐にわたる職種があります。
文系出身者が多く活躍しており、就職先は高校、中学、幼稚園、予備校など多岐にわたります。
学校教員になるためには、教職課程のある大学や短期大学で特定科目を修得することが一般的です。
塾講師は資格不要で働けるため、勉強が好きな方や講師アルバイト経験がある文系の方におすすめです。
人事
人事は採用、研修、評価、労務管理など多岐にわたる業務を担当するため、会社の運営等に大きな影響を与える仕事です。
コミュニケーション能力以外にも多彩な能力が必要となるため、人事の一人ひとりの成長は必要不可欠です。
会社の中心的な役割を担う人事は、大変なことも多い分、多様なスキルを身につけることができます。
営業
営業職は、学歴や経験を問わず実力で評価されるため、実力主義の職業を望む文系の方にも向いているでしょう。
IT系やメーカーなど多岐にわたる業界で活躍でき、求人も多いです。
顧客に商品やサービスを提案・紹介するため、行動力や対話能力が求められます。
文系学生のアルバイト経験やゼミでのプレゼン経験が活かせる職種です。
企画・マーケティング
企画・マーケティング職は、新商品の開発や製品の改良に携わる職種で、文系におすすめです。
商品の売れ行きに直接関わり、大きなやりがいがあります。
マーケターは、トレンドに敏感で情報収集や分析が好きな人に向いています。他部署との連携が必要なため、コミュニケーション能力も重要です。企画・マーケティング職は、文系の強みを活かして活躍できる職種です。
文系が持っていると役に立つ資格4選
・簿記
・FP
・TOEIC
文系の学生が持っていると役に立つとよく聞く資格は、教員免許、簿記、FP、TOEICなどです。
いずれの資格も直接仕事に関わってくるものになるので、取得を検討してみてもいいかもしれません。
教員免許
「子どもと関わりたい」「勉強を教える職業に就きたい」という文系の方には、教員免許が適しています。
教員免許を取得するには、教職課程のある大学や短大で必要な科目を履修し、卒業する必要があります。
中学・高校の教員を目指す場合、担当教科を決めて所定の科目を履修するのが一般的です。
社会人になってから目指す場合は、通信制を含む教職課程のある学校に通う方法があります。
また、特定の社会経験や知識があれば、「特別免許状」という形で教員免許を取得できる可能性もあります。
簿記(税理士・公認会計士)
簿記資格は、企業の財務諸表を読み解く力を養います。
国内企業のみならず、海外企業においても共通するスキルであり、就職活動において大きな強みとなります。
基本的な会計処理は世界共通のため、外資系企業への転職にも有利です。
簿記の知識は、経理のプロフェッショナルを目指すだけでなく、企業の経営層や起業家にとっても必要不可欠なスキルです。金融機関や商社、コンサルティング業界では簿記知識が強く求められるため、多くの文系大学生が簿記資格を取得しています。
FP(ファイナンシャルプランナー)
この資格は、銀行、保険、証券などの金融関連業界だけでなく、不動産や医療・福祉業界、企業の総務部門でも活用できます。
特に金融業界への就職を考えている方には、FP資格は大きな武器となります。
お金に関する幅広い知識が身に付き、銀行や証券会社などでの対応力が高まるため、非常に歓迎されます。
TOEIC
TOEIC資格は、現代のビジネスシーンで非常に重要な資格です。
TOEICスコアが高ければ、ビジネス英語のスキルを証明でき、就職や昇進の際に有利になります。
また、TOEIC資格を持っていることで、海外企業とのビジネスや国際会議など、グローバルな場での活躍の機会も増えます。
業界別年収ランキング
順位 | 業界 | 40歳モデル平均年収 (万円) |
---|---|---|
1 | コンサルティング | 1,316 |
2 | 総合商社 | 1,232 |
3 | 放送 | 879 |
4 | 携帯電話事業者 | 839 |
5 | 投資事業・投資 ファンド |
815 |
6 | メガバンク | 798 |
7 | 石油 | 784 |
8 | 海運 | 776 |
9 | 証券 | 755 |
10 | 総合重機 | 745 |
(東洋経済新聞:2018年10月4日
最新版!40歳年収「64業界別」ランキングを引用)
コンサルや商社、放送業、証券など文系から人気な業界での平均年収が高くなっている傾向になります。
よく理系の方が給与が高いなどと言われていることがありますが、文系であっても十分高収入を狙うことが可能です。
しかし、高収入な分選考倍率も高いなどの傾向もあるため、あくまで業界選びの参考程度にしておくのが良いでしょう。
文系が自分のやりたい仕事を
見つけるためには
文系の方がやりたい仕事を見つけるためには、短期・長期のインターンシップの参加が大切です。
インターンシップに参加することでどんなことを得られるのか以下で紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
短期インターンシップの参加
短期インターンシップでは、社風や企業の雰囲気を感じることができます。
多くの場合、1〜3日間ほど企業の担当者が直接付いてインターンシップが実施されるためどのような社員がいるのか、業務中がどんな雰囲気なのかが分かります。
このような短期インターンシップは就活でもかなり早い時期に開催されることが多いため、気になった方は早めに確認しておくとよいでしょう。
長期インターンシップの参加
長期インターンシップは多くの場合、半年以上続けることを前提としたものになります。
長期インターンシップでは、社風を知るというよりも業種・職種をより深く知ることができます。
例えば、営業の長期インターンシップであれば、営業に関してより体験的に知ることができますし、何より自分が営業に向いているのかが判断できることが特徴です。
短期インターンシップだけでなく、長期インターンシップも活用し自分がどんな企業のどんな職種に向いているかを知る貴重な機会になるでしょう。
まとめ
今回は文系学生に向いてる仕事や役立つ資格について紹介してきました。
文系学生に向いていたり、人気な職業だったりする仕事は公務員、教員、人事、営業、企画・マーケティングなどになり、技術やスキル的な専門職が不要なものになります。
また、文系学生から人気な業界も根強い人気を誇っており高収入を狙うことも可能です。
短期インターンシップや長期インターンシップにも参加し、自分に合った仕事を探すと良いでしょう。
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