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就活コラム
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【新卒・未経験】施工管理の志望動機を書く際に抑えておきたいこと!【例文あり】

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就活をしていて「施工管理」という仕事に興味を持った方もいるのではないでしょうか。普段の生活ではあまり耳にしない施工管理職。それゆえ志望動機で何をアピールすれば、採用担当者に響くのかわかりませんよね。今回は施工管理の志望動機を書くために、施工管理で求められる人材はどういう人なのか、どんなことを書けば評価されるのかを解説していきます。例文も参考にしながら、一緒に考えていきましょう。

目次

  1. 志望動機を書く前に抑えておきたい「施工管理とは?」
  2. 施工管理にはこの人材!志望動機を書く前に理解しておこう
  3. ポイントはここ!評価される施工管理の志望動機構成
  4. 【例文あり】施工管理の志望動機
  5. まとめ

志望動機を書く前に抑えておきたい「施工管理とは?」

◇施工管理とは?

施工管理とは、建設現場で設計図面をもとに、職人さんへ指示を出したり、工事のスケジュールや品質、安全を管理する仕事です。特別な資格はいらないため、未経験や新卒での採用も多く、就活を始めると目にする職業の1つではないでしょうか。

建設業界には施工管理職の他にも、工事現場の機械を動かす機電技術職、建物の図面を描く設計職、土地開発のプロジェクトを生み出す営業職、会社の運営を支える事務職などがあります。建設業界において施工管理職は、現場の技術者を束ねて、設計者が作った図面を見ながら、営業職が生み出した開発プロジェクトを実際に完成させる仕事、すべての集大成を完成させていく仕事と言えそうです。

なお、施工管理職には「1・2級建築施工管理技士」と「1・2級土木施工管理技士」の資格があります。資格がなくても働ける職種ですが、法律では建設工事現場に「2級以上の施工管理技士を1名以上置く」という決まりがあります。そのため未経験で入社した場合は、2級以上の施工管理技士の資格を持っている人と一緒に働くことになります。
 

◇具体的な施工管理の業務内容

施工管理の仕事は具体的にどんなことをおこなうのでしょうか。
主に「工程管理」「安全管理」「品質管理」「原価管理」があります。工程管理は、工事の工程を管理すること、安全管理は工事現場が安全に働ける場所になっているかチェックし管理すること、品質管理はできているものの品質がきちんと保たれているか確認すること、原価管理は現場でかかった経費精算をやりつつ、工事のコストがきちんと与えられた予算内に収まっているか管理することです。特に安全管理が非常に重要で、何十人もの職人が安全に働ける環境を作ること、そしてスムーズに仕事が進められる現場になっているかをチェックすることが大切になってきます。
 

◇施工管理の魅力・やりがい

なんといっても自分が関わった仕事が目に見える形で残るということでしょう。
また多くの人を束ねながら、一緒に計画を進めていくわけですから、達成感があります。何も問題なく、安全に1つのプロジェクトを完成させたことは、施工管理職としての自信にもなりますし、その自信が次の仕事へのモチベーションにもなるでしょう。

施工管理にはこの人材!志望動機を書く前に理解しておこう

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施工管理の志望動機の書き方のポイントを理解する前に、そもそも施工管理にはどんな人材が求められているのか、前述した施工管理の仕事を踏まえながら見ていきましょう。
 

①体力

まずは体力です。建設現場を管理する仕事ですから、当然屋外で仕事をすることも多くなります。そのため、ある程度の体力が必要です。また工事のスケジュールを管理したり、経費を精算したりとマルチタスクな一面もありますから、そのような仕事をしながらも、現場の職人に適切な指示ができるタフさも必要です。
 

②リーダーシップ

やはり建設現場を取りまとめる仕事ゆえ、リーダーシップが発揮できる人は向いています。
リーダーシップというと大きな声で現場を仕切るイメージになってしまいますが、それがすべてではありません。きちんと職人さんともコミュニケーションが取れ、チーム全体を俯瞰して見る力、そこから何か問題はないか分析する力、そして改善点を皆に伝える力などがバランスよくあることが良いリーダーの秘訣です。
 

③協調性

現場の職人から仕事のしやすさはどうかと聞いたり、社外の人と現状の施工状況を確認したり多くの人とのコミュニケーションが必要な仕事でもあります。そのため自分とは異なる立場の人たちと、協力しながらゴールまで行動できる協調性が大切です。
 

④臨機応変さ

建設現場には納期というものがあり、それまでにすべての作業を終わらせなければなりません。建設中に何か不具合が生じたり、天候の影響で思うように工事が進まないとき、臨機応変に指示を出せたり、計画を練り直す力が必要です。
 

⑤勉強意欲

新卒の未経験でも募集はありますが、そういう会社は施工管理技士の資格取得を支援しているところが多いです。そのため入社したら終わりではなく施工管理技士として勉強を続ける意欲も大切です。
 

⑥観察力

リーダーシップにもつながりますが、周りを把握する力、観察力も必要です。現場の職人がストレスなく働けているか、今の計画で問題はなさそうか、品質はきちんと保てているのかなどチェックすることが多い施工管理職。ぜひ観察力が鋭いのが長所だと思っている人は、アピールしてみましょう。

ポイントはここ!評価される施工管理の志望動機構成

まず志望動機の基本構造は次の通りです。

志望動機の基本構造
①志望動機を一言で(結論ファースト)
→まずはなぜこの仕事をしたいのか、どういう働き方をしたいのかを一言で述べます。

②理由(過去の経験)
→次になぜその動機を持つことになったのかを語ります。説得力のある動機には、必ずその気持ちに至るための経験があります。過去にどのようなことがあって、その時に何を考えたのか、その考えをもとに将来はどういう仕事をしたいと思ったのか、自分の考えや価値観、人柄や能力が伝わるような話にしましょう。

③入社後に経験を活かしてどうなりたいか
→最後に自分のどんなスキルや価値観を活かして、どのような働きをしたいのかを述べます。例えば、過去のエピソードが自分のスキルに関わることであれば「大学時代に培った〇〇というスキルを活かして~」と始められますし、価値観に関わるエピソードであれば「〇〇という考えを持って△△の業務に携わっていきたい~」など言うことができます。

「動機」ですから、自分の価値観や考えがよく出ているほうが、リアリティにあふれ説得力が出ます。ぜひ「なぜそう思うのか」「その時に何を考えたのか」を全面に出した志望動機にしていきましょう。

そして、この基本構造に施工管理の要素を足していきます。施工管理の志望動機として、企業側が知りたいことは次の4点です。
・なぜ建設業界のなかでも施工管理の仕事をやりたいと思うのか
・なぜ建設業界のなかでもこの企業の施工管理がいいのか
・自分のどういう強みが施工管理の仕事に使えると思うのか
・入社後になにをしたいのか

基本構造をもとに志望動機を書いていき、読むと上記の4点が解決するような内容であれば問題ありません。
自分のどういう強みが施工管理の仕事に使えるかという点は、施工管理に求められている人材を参考に書きましょう。自分が過去にリーダーシップを発揮したエピソード、臨機応変さや観察力が強みになった出来事はありませんか。

また入社後にどういうビジョンを持っているかも大切です。
例えば「会社の資格取得サポートを使って、施工管理技士になってこういう働き方をしたい」や「施工管理の職を経験したのちに、現場がわかる営業職としてキャリアアップしたい」など、ここで具体的な話ができると、志望度の高さをさらにアピールすることができます。

【例文あり】施工管理の志望動機

①志望動機を一言で(結論ファースト)
私は御社の施工管理の仕事を通して、道路や橋梁などを職人の方々と一緒に作り上げ、地域の発展に関わっていきたいです。特に御社は国内の様々な土木事業に関わっており、インフラを作るだけでなく、環境や地域経済の発展も視野に入れながら事業を進めている点にとても魅力を感じました。

②理由(過去の経験)
私は小学6年生のころに東日本大震災に遭い、自分の生まれ育った街がぼろぼろになる経験をしました。しかしそのあと復興が始まり、道路やトンネルの整備が進んでいくとともに、街が発展していくのを目のあたりに、インフラ整備が街づくりのきっかけになっていることに強く興味を抱きました。そこから将来は社会インフラの造成に携わりたいと思うようになりました。

③入社後に経験を活かしてどうなりたいか
施工管理は様々な方とのコミュニケーションを取ったり、現場を観察し適切に管理していく仕事ですが、私は男子バレーボール部のマネージャーを4年間務めてきた経験から、周りを把握する力、体力には自信があります。また入社後は土木施工管理技士の資格を取得し、大規模インフラ事業も任せられる実力をつけ、御社の発展に貢献していきたいと考えています。

→②の過去の経験を話すところでは、なぜそのような動機を持つに至ったかの理由か、施工管理に向いていると思う理由を語るといいでしょう。どちらも書きたいところですが、話の軸がぶれやすくなるため、どちらかをメインに据えましょう。あまり書けなかった方(今回は男子バレーボール部のマネージャーの話)は、おそらく面接官が質問をしてくる部分になります。質問にきちんと答えられるようにこちらも準備をしておきましょう。

まとめ

施工管理の志望動機を書くために、施工管理の仕事や求められる人材、志望動機を書くときのポイントなどを解説してきましたが、いかがでしたか。建設業界でも現場を支える大黒柱になる施工管理職。すべき仕事はたくさんありますが、それだけ完成すれば達成感もひとしおの仕事です。自己分析や企業研究をして、なぜ施工管理の仕事に魅力を感じるのか、どういう部分が自分にあっていると思うのかを考えていきましょう。

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