長期インターンの経験をガクチカでアピールするには?|例文あり
長期インターンシップに参加した経験を、就活のガクチカでアピールする方法を紹介します。
就活の面接では定番の質問である「学生時代に力を入れたこと」、略して「ガクチカ」。
長期インターンシップに参加した経験を題材に、ガクチカを作成しようとする就活生は多くいます。
アピールポイントが多く、採用担当者に好印象を与えることができる長期インターン経験ですが、ポイントをおさえることでより魅力的なガクチカを作成することができます。
長期インターンで経験したエピソードの書き方や、ガクチカを書くときのポイントを解説します。
例文も紹介しているので、是非参考にしてください。
目次
長期インターンシップ経験はガクチカでアピールできる?
結論から言えば、長期インターンシップ経験はガクチカで非常に有効です。
企業はガクチカを通して、就活生から次のようなことを見出そうとしています。
- どのような仕事に興味を持つか
- 目標に対して熱心に努力できるか
- なぜ頑張ることができたのか
これらのことを表現するとき、長期インターンシップ経験は非常に有効です。
長期インターン中に学んだことやエピソードを用いて、面接官にアピールしましょう。
ガクチカで長期インターンシップ経験をアピールするメリット
ガクチカで長期インターンシップに参加した経験をアピールするメリットは、大きく分けて3つあります。
- 主体性をアピールできる
- 実務経験をアピールできる
- 長期インターンでのエピソードをアピールできる
それぞれについて解説していきます。
主体性をアピールできる
長期インターンシップに参加した経験は、主体性をアピールするときに役立ちます。
主体性を持っているからこそ、長期インターンシップに参加することができるからです。
長期インターンシップに参加する動機は、主体性から生まれることが少なくないですし、実際の業務内容も主体性を求められるものが多くあります。
そのなかで発揮した主体性を言語化して、面接官にアピールしましょう。
実務経験をアピールできる
長期インターンシップに参加した経験から、面接で実務経験をアピールすることができます。
インターンシップでの実務経験は、社会人になってからの仕事内容と近いことが多いからです。
面接官は、就活生が入社後にどのような働き方をするのか、面接を通してイメージしようしています。
実務経験を積んできたことをアピールできれば、その強みから社会人として活躍する姿を思い描きやすくなります。
長期インターンでのエピソードをアピールできる
長期インターンシップに参加して得られたエピソードをガクチカに活かせば、ほかの就活生から頭ひとつ抜けることができます。
長期インターンシップは募集人数が少なく、参加したというだけで差別化ができるからです。
ガクチカのテーマのなかでも、長期インターンシップ経験はほかの就活生と差別化がしやすく、面接官の印象に残りやすいです。
インターンシップで経験した成功や失敗体験、身につけた強みをもとに、個性的なガクチカを作り上げましょう。
ガクチカで長期インターンシップ経験をアピールするときのポイント
長期インターンシップ経験をガクチカでアピールするときのポイントを4つ紹介します。
- 冒頭に結論を持ってくる
- 長期インターンに参加した具体的な理由を考える
- 成果・実績を定量的に述べる
- 長期インターンを通して学んだことをアピールする
それぞれについて詳しく解説していきます。
冒頭に結論を持ってくる
ガクチカを作成するときは、結論を最初に述べるということを意識しましょう。
回りくどい文章では、アピールしたい長所・強みが伝わりづらくなってしまうからです。
就活に限らずビジネスにおいては、簡潔で要旨の伝わりやすい表現をする能力が非常に重要です。
「結論→理由→具体例→結論」という流れを意識して、ガクチカの構成を組み立ててください。
長期インターンシップに参加した具体的な理由を思い出す
ガクチカのテーマにしようとしている長期インターンに参加した理由を思い出しましょう。
長期インターンに参加した理由から、就活生がどのような目的なら頑張れるのかを企業は見ようとしています。
多くの時間を必要とする長期インターンシップに参加しようとしたのはなぜか、具体的な言葉で表現できるようになりましょう。
「成長したかった」「頑張りたかった」のような抽象的な理由からスタートし、自問自答を繰り返す方法がおすすめです。
長期インターンシップでの成果・実績を定量的に述べる
長期インターンシップに参加するなかで達成した成果・実績を具体的な数字で表せるようにしましょう。
数字を使うことで、成果・実績が評価しやすいものになります。
しかし、長期インターンシップと志望企業の業種が異なる場合、成果や実績が伝わりにくくなることもありますが、金額や達成率などの数字を使って表現することで、定量的に伝わり、ほかの就活生との比較がしやすくなるのです。
社会人として結果にコミットできる印象を面接官に与えるので、数字によるアピールは積極的におこないましょう。
長期インターンシップを通して学んだことをアピールする
長期インターンシップに参加して学んだことをアピールし、ガクチカは締めるようにしましょう。
企業は面接を通して、就活生の成長可能性を測りたいと考えているからです。
成長したものとして挙げるのは、実践的なスキルでも社会人としてのマインドでも構いません。
獲得した強みを社会人としてどのように活かしていくのかをアピールしましょう。
【例文】長期インターンシップ経験がアピールできるガクチカ
長期インターンシップに参加した経験をもとに作成されたガクチカの例文を紹介します。
例文を参考にすることで、ガクチカ作成のヒントを見つけましょう。
あなた自身の経験に合わせて例文にアレンジを加えて、オリジナリティのあるガクチカを作成してください。
【例文】旅行業界での長期インターン経験がアピールできるガクチカ
私が学生時代に力を入れたことは、旅行会社のインターンです。
大学では観光について勉強していたのと、もともと旅行が好きで、旅行業界に就職したいと思っていたためインターンに参加しようと思いました。
インターン先の企業では、予約受付の仕事に携わりました。お客様からのお問い合わせに対する的確なプランを見つける業務です。
仕事をするうえで一番難しかったのは、お客様の要望すべてにあったプランをみつけることです。希望するプランを案内しようとすると、予算が希望内でおさまらないことがあり、はじめはプランをたてるのに時間がかかっていました。しかし、先輩社員からアドバイスをいただき効率的なやり方を覚えたことで、はじめは1日2件のお問い合わせをこなすのが限界でしたが、最終的には1日5件こなすことができるようになりました。
インターン先での業務を通して、相手の話をよく聞き、何を求めているのか探りながら対話するコミュニケーション力の大切さを学びました。この経験をいかして、貴社の売上増大にも貢献していきたいと考えています。
まとめ:長期インターンシップ経験をガクチカでアピール
長期インターンシップに参加したという経験は、就活をするうえで必ず大きな財産となります。
その第一歩としても、強みが伝わるガクチカを作成することは大切です。
記事の内容や例文を参考に、長期インターンで得た経験やエピソードをガクチカでアピールしましょう。
一人でガクチカを完璧に仕上げるには限界があります。
本当に魅力的なガクチカを作るためには、第三者の力を借りることも大切です。
Meets Companyでは、就活のプロであるキャリアアドバイザーが、内定を獲得するまでしっかりとサポートさせていただきます。
ガクチカ作成から面接対策まで相談をお受けいたしますので、ぜひご活用ください。