自己PRで「好奇心旺盛さ」をアピールするときのポイント｜例文あり

結論からいえば、好奇心旺盛さは自己PRで長所・強みとしてアピールすることができます。

なににでも興味を持てる、特定のことをとことん突き詰めることができる好奇心旺盛さは魅力的な長所・強みです。

企業が求める「好奇心旺盛さ」を理解して、自分の強み・長所を的確にアピールできる自己PRを作成しましょう。

企業が求める「好奇心旺盛さ」とは

企業は好奇心旺盛な就活生に「行動力」「チャレンジ精神」「前向き」などの長所・強みを期待しています。

ものごとを突き詰めて考えながら、恐れることなく未知の世界へ飛び込むことは、社会人として仕事をするうえで貴重な能力です。

面接官は好奇心旺盛な就活生から、そういった長所・強みを見出そうとしています。

具体的なエピソードを用いて、自分が社会人として仕事している様子を面接官にイメージさせましょう。

自己PRで伝えたいことを的確にアピールするにはコツがあります。

自己PRで「好奇心旺盛さ」をアピールするときのポイントを紹介します。

ポイントを把握して、面接官に好印象を持たれる自己PRを作成しましょう。

具体的なエピソードを用いる

好奇心旺盛な性格が発揮された具体的なエピソードを用意しましょう。

経験に基づいたエピソードを話すことで、面接官に納得感を与えることができるからです。

言葉だけで好奇心旺盛であることをアピールしても、面接官は信用してくれません。

実際の経験を言語化し、自己PRに盛り込んでみましょう。

「好奇心旺盛」を別の言葉で言い換える

「好奇心旺盛」であることを別の言葉で表現しましょう。

好奇心旺盛だという言葉から感じられることは人によってさまざまだからです。

就活生と面接官のあいだに認識の齟齬があると、自己PRも十分にアピールすることができなくなってしまいます。

自己PRの内容に合わせ、「行動力」「チャレンジ精神」「前向き」といった言葉に言い換えましょう。

「好奇心旺盛さ」が活きた成果を伝える

好奇心旺盛さを発揮したエピソードを話すとき、どのような成果を得られたかを必ず話しましょう。

企業で働くうえでは、成果をあげることが最も重要だからです。

好奇心旺盛だという長所・強みがいかに魅力的でも、それが成果につながっていなければ、自己PRとしては評価の低いものになってしまいます。

「好奇心旺盛」という長所や強みがどのような成果につながったのか、明確に説明できるようにしましょう。

すばらしいアピールポイントを持っていても、面接官に伝わらなければ意味がありません。

「好奇心旺盛さ」を自己PRで伝えるときの注意点を紹介します。

注意点を守り、面接官に齟齬なく伝わる自己PRを目指しましょう。

冒頭に結論を持ってくる

就活用の自己PRを作るときは「結論を最初に述べる」ということを必ず意識しましょう。

起承転結はビジネスには適しません。冗長な文章では伝えたいことがぼやけてしまいます。

「結論→理由→具体例→結論」という順序を意識して文章を組み立てましょう。

飽き性だと思われないようにする

「好奇心旺盛」という性格は、伝え方を誤ると「飽き性」という悪い性格にとらえられてしまいます。

興味のない仕事には手がつかない性格だと思われてしまうからです。

別の言葉を使って「好奇心旺盛」を表現し、面接官に悪い印象を持たれないよう工夫しましょう。

好奇心旺盛であることを入社後どう活かしていくのか話す

「好奇心旺盛」であることを入社後どのようにして仕事に活かしていきたいか、採用担当者に対し具体的に話せるようにしましょう。

面接官は自己PRを通して、就活生が入社後どのように活躍してくれるかを想像しようとしています。

長所や強みを伝えても、社会人として仕事をしている姿を思い起こさせることができなければ、自己PRとしては失敗になってしまいます。

具体的なエピソードや表現の言い換えを駆使して、面接官のイメージを促進させるような自己PRを目指しましょう。

実際の自己PRの例文を読むことで、自分が自己PRを作るための糸口を見つけましょう。

好奇心旺盛な性格が効果的に伝わる自己PRの例文を紹介します。

自分の目指す方向性と合った例文を選び、参考にしてください。

【例文】サークル活動がテーマの好奇心旺盛さが伝わる自己PR

私は英語スピーチで奨学金8万円を獲得したことがあります。大学で英語研究サークルに入り、英語のスピーチを3年間特訓し、研究し続けました。
その結果、大勢の前でも話せる度胸、価値観の異なる人を説得するスキル、TOEIC730点の英語力を身に着けることができました。
これらの総合的な結果として、弁論大会に入賞し、奨学金8万円を獲得しました。1つのものごとをとことん追求して実績を出すという私の特徴を、研究開発職の業務に活かしていきたいと考えております。

【例文】海外旅行経験がテーマの好奇心旺盛さが伝わる自己PR

私は大学生になってからの3年間で、10か国を自費旅行でめぐりました。フィリピン、マレーシア、韓国、アメリカ、台湾、中国、ペルーなどを旅した背景には、海外諸国の文化を肌で感じてみたいという強い興味関心があったからです。
現地の空気、言葉、料理、風土を知りたいという強い気持ちがあったからこそ、必死でアルバイトをしてお金を貯めて、現地では極貧の生活をしながらも見聞をひろげました。
このような好奇心と、行動に移すこの力を、御社のような外資系金融機関の営業職で発揮することで、諸外国視点でのアプローチが可能になると考えております。

好奇心旺盛な性格は、アピールの仕方を間違えるとネガティブなイメージを与えてしまいます。

例文を参考にしながら、具体的なエピソードや表現の言い換えを駆使し、面接官に効果的に伝わる自己PRを完成させましょう。

一人ですべてを仕上げるには限界があります。

本当に魅力的な文章を書くためにも、第三者の力を借りることも大切です。

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