【え?知らないの?】エントリーシートの書き方の基本中の基本とは!?
最近就職活動を始められた学生の方からこんな話をよく聞きます。
「受けたい企業は見つかったけれど、そもそもエントリーシートの書き方が分からなくてなかなかエントリーできずにいます。」
「面接にも進めずに書類審査で落ちてしまいました。」
せっかく受けたい企業が見つかってもエントリーシートでつまずいてしまうともったいない気持ちになりますよね。
そこで今回はエントリーシートの目的と書き方のコツについて、皆さんにお伝えできればと思います!
目次
エントリーシートは、「さあ、書くぞ!」と思ってすぐ書けるものではありません。
自分の強みや経験について書くのですから、まずは自己を知ること、
つまり自己分析から始める必要があります。
私のおすすめは、キャリアカウンセリングにお越しいただくか、
書店で自己分析の本を1冊買っていただくことです。
自己分析の本に時々付いている自己分析シートは、
記入していくと自分の強みや経験について自動的に分析できるようになっています。
キャリアカウンセリングなら1時間程度でお手伝いできます!
【自己PR】
自己PRは、自己分析で明らかになった自分の強みを、
それが発揮された具体的な場面と合わせて述べるようにしましょう!
また、その強みはどんな境遇から身についたのか、誰から影響を受けたものなのか、
そこまで分析できているとさらに良いです。
【学生時代に力を入れたこと】
「学生時代」と書かれていますが、基本的には中学、高校、大学どの経験でもいいと思います!
ここで大切なのは、結果だけではなくプロセスを具体的に述べることです。
どんな場面で、自分はどのように考え、どんな計画を立て、いかにして実行したか。
ここも自己分析でどれだけ掘り下げられているかが鍵となってきます。
字数の違いは人事サイドの目的の違い
自己分析が充分にできたら、次は実際にエントリーシートでの表現の仕方が重要になってきます。
ここでは、文字数に合わせた書き方のコツをお伝えします!
会社によって、100文字以内、400文字以内、400文字以上というように各項目に文字数の制限を設けているエントリーシートが見受けられますよね。
あの文字数の違いは何を意味しているのでしょうか。
もちろん人事の気まぐれで決めているわけではありません。
それぞれの文字数の違いは、その設問で見られている能力の違いから生まれるものなのです。
① 100文字以内は簡潔にまとめる力
いざ文章を書いてみると、100文字ってかなり短いですよね。
「自分の言いたいことがたくさんあって100文字なんかにまとまらない!」という方も多いはずです。
でもこの設問では、長々と詳しく書くことなど求められていません。
100文字という限られた場所の中で、いかに自分の伝えたいことを要約して伝えられるかが大切になってきます。
(※この要約力は社会人になってからもかなり必要です!)
どうしても外せないキーワードをいくつか選定し、最も伝わりやすい構成になるように意識しましょう!
② 100~400文字は論理的に表現する力
100文字~400文字くらいの制限であれば、ある程度表現に幅が出てきます。
ここで一番重視しなければならないのが、論理的に表現することです。
「結論から述べ、その理由をいくつかに分けて記述する。」
「起承転結のある具体的なストーリーを用いる。」
これをするだけで非常に説得力のある読みやすい文章になります!
結論から述べる、これも社会人に欠かせませんね!特に報告・連絡・相談(ホウレンソウ)のときとか。
③ 400文字以上は物事に対して深く考える力
400字以上になると逆に「そんなに書くことないよ!」と思ってしまいがちですが、
ここが他の方との差別化を図る絶好のチャンスです!
なぜなら、その人の思考性、価値観などが発揮されるからです。
1つのお題や、自分の過去の経験について、どれだけ掘り下げたり話を展開できるかが見られています。
自分がなぜそういう行動を取ったのか、その考え方はどこで身についたものなのかなど、深い自己分析、自己理解をしながら書くようにしましょう!