就職先の決め方!選び方のコツや注意点を紹介
今回は、就職先が決まらないときにおすすめなことや、就職先を決めるときに注意したいポイントについてまとめました。
就活前や就活中の学生だけでなく、複数内定が出ていて就職先に迷っている就活生にも必見です。
目次
就職先を決める前にやるべきことは2つ!
就活生が就職先を決める前にやるべきことは、「自己分析」と「企業分析」の2つ。
なぜ自己分析と企業分析をするのかについて詳しく解説します。
〈自己分析〉で適性や就活の軸を見つける
自己分析をすることで、職業や環境への適性がわかったり、就活の軸を見つけたりすることができます。
客観的に自分の強みや弱み、性格や傾向を見直すことができるため、ESや面接で役立つだけでなく、業界・企業選びにも活かせます。
自己分析をやっておいて損はありません。
逆に、自己分析をやっておかないと、就活を進めるなかで迷いやズレが生じやすくなります。
〈企業分析〉をして自己分析の結果と照らし合わせる
自己分析がある程度できたら、業界や企業を選びます。
企業を選ぶときに必要なのが企業研究というものです。
企業の事業内容や理念、働き方や福利厚生などを研究します。
自己分析をするなかで見つけた自分の適性や譲れないことなどを照らし合わせると、同じ業界であっても、志望する企業とそうでない企業が出てきます。
自己分析がしっかりできていないと、企業分析も的確にできないということになるため、自己分析ができていないのに企業選びをするのは時間の無駄になることがあります。
適性診断ツールをやるのもおすすめ
自己分析のやり方がいまいちわからない、適性がわからない、という就活生には適性診断ツールがおすすめです。
向いている職種や適正だけでなく、考え方や性格まで出してくれるツールもあります。
適性診断ツールだけで自己分析を終えるのは危険ですが、自己分析をはじめるきっかけや参考にするのには有効です。
【就活前・就活中】就職先の決め方は軸や条件を決めるのがポイント
- 就活の軸を3つ決める
- 福利厚生など条件を決める
- 気になる企業をピックアップして分析する
- 就活の軸や条件に合った企業を受ける
就活前に決めておきたいのが「就活の軸」や働くうえでの「条件」。
しかし、決めておいた就活の軸は就活を進めるなかで、面接官の話を聞いたり新しい考えを持ったりすることで変わることもあります。
志望企業を見つけるまでのステップを詳しくみてみましょう。
1. 就活の軸を3つ決める
就活の軸は3つがベストといわれています。
就活の軸とは、仕事や企業を選ぶ基準となるもののことです。
たとえば、「子どもと関わる仕事であること」「無形商材を扱う企業であること」「若手から活躍できる企業であること」などが挙げられます。
それぞれの軸に対して、決めた理由というものが必要ですが、「子どもと関わる仕事がしたい」という就活軸で、「子どもが好きだから」という理由だと弱いです。
また、「人のためになる仕事がしたい」という就活軸だと、「どんな仕事もどこかで人のためになっている」となってしまいます。
「なぜ?」と聞かれたときに自信を持って明確な理由を答えられる就活軸を決めましょう。
2. 福利厚生など条件を決める
企業理念や業界・業種に関心があったとしても、働き方があっていないと入社後に後悔することがあります。
給与や労働時間はもちろん、残業代や休暇制度、社宅制度など人によって希望は異なります。
予定を立てて休みを取りたい人に希望日での有給が取りづらい企業は向いていません。
譲れない条件をいくつかピックアップしておくのがおすすめです。
3. 気になる企業をピックアップして分析する
自己分析を終えて企業分析をするときに、気になった企業をピックアップして業務内容や方針、福利厚生などを詳しく調べておきます。
この段階で「自分の就活軸は少し違うな」と気づいて変更することもあります。
4. 就活の軸や条件に合った企業を受ける
ピックアップした企業のなかから、就活の軸や条件にマッチする企業の選考を受けましょう。
公式ホームページから採用情報をチェックして、選考の日程やエントリーシートの締め切り日を確認して、メモしておくのがおすすめです。
何社もピックアップするため、混乱しないように就活管理アプリを使ったり、自分でスプレッドシートを作成したりして管理しましょう。
何社ピックアップして受ければよいのか悩んでいる方はこちらの記事をチェックしてみてください。
関連記事:就活のエントリー数の平均は何社?何社も内定をもらうための方法と注意点
就活で困ったら就活エージェントに相談
Meets Companyでは1人1人にプロの就活アドバイザーが担当としてつきます。
自己分析や面接など、就活に関する悩みや不安を無料で相談できるだけでなく、求人情報や選考案内を受けることができるのもポイントです。
【内定先決定時】就職先の決め方は比較と最終チェック
- 複数内々定を獲得している場合は企業を比較する
- 就活の軸や条件と照らし合わせて決める
- 企業の社員と話してみる
選考を受けた企業から内々定をもらい、内定承諾をするときにチェックしておくべきポイントを3つ紹介します。
たとえ1社しか内々定をもらっていないからといって、就職先を決めるのですから適当になってはいけません。
1. 複数内々定を獲得している場合は企業を比較する
複数の企業から内々定をもらっている場合は、すべての企業を比較し、あらためて自分の就活の軸や条件を照らし合わせ、就職先を決めましょう。
まだ選考が残っている場合は、残っている企業が第一志望の場合は就活を続けましょう。
残っている企業より内々定をもらった企業の志望度の方が高く、入社したいと思えて、就活に後悔がない場合は内定を承諾し、就職先を決めましょう。
2. 就活の軸や条件と照らし合わせて決める
内々定をもらった企業と自分の就活軸や条件を再度照らし合わせてみましょう。
相違があり満足いかない場合は、あらためて違う企業を受けるのもおすすめです。
妥協して決めるのはよくありません。
3. 企業の社員と話してみる
内々定をもらった企業がたとえ第一志望の企業であったとしても、いざ就職先を決めるとなったら「本当にこの企業に決めてよいのか」と悩むことは少なくありません。
なぜそう思うのか、まだわからないことや知りたいことがあって不安に感じている場合は、企業の社員と話してみるのもおすすめです。
人事に連絡して、社員の方と話す場を設けてもらえないか問い合わせてみましょう。
就職先がなかなか決まらないときにおすすめなこと
- 大学の就職先一覧をチェックしてみる
- 種類別の就職先おすすめランキングを見てみる
- 合同説明会に参加してみる
- 就活エージェントに相談する
受けていた企業の選考に落ちてしまったり、受けたい企業が決まらなかったりして、就職先がなかなか決まらないときにおすすめなことを紹介します。
大学の就職先一覧をチェックしてみる
大学のキャリアセンターで就職先一覧をチェックしてみましょう。
自分と同じ大学の先輩がどのような企業に就職しているかチェックすることで、自分が就職するイメージができることもあります。
OB・OG訪問ができないか聞いてみるのもおすすめです。
種類別の就職先おすすめランキングを見てみる
志望業界や志望職種が決まっているのであれば、種類別の就職先おすすめランキングをチェックしてみましょう。
すぐに選考に間に合う企業はあるのか確認して、就活を進めることをおすすめします。
合同説明会に参加してみる
Meets Company では、上場企業からベンチャー企業までさまざまな企業と学生がマッチングできる合同説明会を開催しています。
ご希望の方にはプロの就活アドバイザーによる手厚いサポートを受けることもできるため、ベンチャー企業に就職したい就活生にもおすすめです。
就活エージェントに相談する
Meets Companyは、就活のプロである就活アドバイザーが、内定を獲得するまでしっかりとお手伝いさせていただきます。
ES・自己PR作成から面接対策まで相談をお受けいたしますので、ぜひご活用ください。
就職先を決めるときに注意したいポイント5つ
- 年収だけで選ぶ
- イメージだけで決める
- ネットの情報を鵜呑みにする
- 福利厚生で決める
- 就活初期の軸で決める
選考を受ける企業を決めたり、内々定をもらって就職先を決めたりするとき、注意したいポイントを5つ紹介します。
安易な考えで内定を承諾して、社会人になる4月までの期間や就職後に後悔しないためにも、ポイントをチェックしておきましょう。
【注意したい就職先の決め方1】年収だけで選ぶ
どんなに辛い仕事でも年収がよければ頑張れる、という方はもちろんいます。
しかし、肉体的、精神的に追い詰められた場合、年収どころではなく、働けなくなってしまうこともあります。
年収もある程度気にするのはよいですが、年収だけで選ぶのは注意が必要です。
【注意したい就職先の決め方2】イメージだけで決める
業界や企業のイメージというものは誰にでもあります。
しかし、イメージと真実は異なることのほうが多いと考えておきましょう。
入社してからイメージと違ったと後悔する人は、企業研究や情報収集ができていなかった人です。
イメージで決めるのではなく、社員の話を聞いたり、わからないことは聞いたりするのがおすすめです。
【注意したい就職先の決め方3】ネットの情報を鵜呑みにする
公式ホームページには掲載していないような情報も収集できるという面で便利なネット。
しかし、すべてを鵜呑みにして口コミ情報などを信用するのはおすすめしません。
企業で実際に働いている人の生の声を聞きましょう。
【注意したい就職先の決め方4】福利厚生で決める
福利厚生が充実していたり、めずらしい福利厚生があったりする企業にそそられる気持ちはわかります。
しかし、どんなに福利厚生が充実していても、向いていない仕事だったり社風にあわなかったりした場合、入社してから後悔します。
福利厚生は自分のなかで絶対に外せない条件をいくつか決めて、企業選びの際にチェックするくらいがおすすめです。
【注意したい就職先の決め方5】就活初期の軸で決める
就活をはじめたばかりのころに決めた就活の軸や条件で企業選びをし続けるのは危険です。
就活を進めるなかで、本当に自分はこの軸や条件を必要としているのか、常に考えることをおすすめします。
Meets Companyはプロの就活アドバイザーが親身になって就活に関する相談に乗ってくれます。
自己分析や就活軸などに悩んだときも相談してみましょう。
【Q&A】就職先の決め方に関するよくある質問
Q. 就職したい企業ランキング 2022のなかから決めるのはあり?
A. 自分の就活軸や条件を踏まえて決めましょう
どんな企業があるのか参考にするためにランキングを見るのはいいことですが、ランキングの上位だからという理由で就職先を決めるのはおすすめしません。
自分の就活軸や条件を踏まえて、入社後に成し遂げたいことやキャリアプランを考えられる企業に決めましょう。
Q. 就職先の決め方は専門学校卒や高卒も同じ?
A. 基本は同じです
自己分析をしてから企業分析をすることや、就活軸や条件を踏まえて企業選びをするという点では専門学校卒や高卒も同じです。
就職先の決め方で悩んだら就活エージェントに相談!
Meets Companyはプロの就活アドバイザーが親身になって就活に関する相談に乗ってくれます。
就職先の決め方がわからなかったり、就職先に悩んだりしたら活用しましょう。