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就活コラム
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エントリーシート(ES)の強みと弱みの書き方!短所を長所に!

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ESで強み・弱みを聞かれた際に、毎回自信を持って書けていますか?何を書くべきかハッキリと理解していますか?自信がない方はなぜ自信がないのでしょうか。自分の強みは本当にこれなのか、弱みがマイナスなイメージを与えていないかなど不安があると思います。
本記事ではそうした不安を解消するべく、企業が何を見ているのか、強み弱みの適切な見つけ方、強み・弱みの書き方のポイントなどを紹介していきます。

目次

  1. エントリーシート(ES)でなぜ強み・弱みを聞くのか
  2. エントリーシート(ES)に書く強みの見つけ方と例文
  3. エントリーシート(ES)に書く弱みの見つけ方
  4. エントリーシート(ES)の強み・弱みの書き方とポイント【例文付】
  5. まとめ
  6. よくある質問

エントリーシート(ES)でなぜ強み・弱みを聞くのか

ESは様々な項目で構成されています。それぞれに企業側の意図があり、その項目で学生の何を見たいのか、明確な理由があります。ESのなかには、無駄な項目など1つもないのです。
では、強み弱みを問う項目はどんな意味があるのでしょうか。

自分を客観視できているか

読み手を納得させられる強みや弱みを見つけるには、一度自分を客観視して、自己分析をする必要があります。
的確な強み・弱みを理解することは強みは活かし弱みは補おうと行動することで、より活躍が期待されます。

環境に合っているか

強み・弱みを聞くなかであなたが企業にマッチしているかを判断しています。
直接的に強みを入社後も活かせそうかということと同時に、付随するエピソードなどから人間性個性キャラクターなども見られています。

企業の求める人物像などとかけ離れていると入社後の活躍が期待できなかったり、本人のキャラクターと社風や環境が合っていないと実力が発揮できなかったりします。
こうしたミスマッチを避けるためにも能力やスキルなどと同じくらい、人間性キャラクターなども見られています。

ミスマッチが起こると早期退職などに繋がりやすいため、企業側にとっても学生にとっても良くない結果になってしまいます。

エントリーシート(ES)に書く強みの見つけ方と例文

まずは、強みの見つけ方について見ていきます。なかなか強みが見つからず、「強みが無い」と悲観的になる必要はありません。どなたにも強みはあります。

企業へ直接的なアピールができる強みですが、見つけ方が分からないとお悩みの方へポイントを紹介します。

過去を振り返る

まずは過去を振り返ることから始めましょう。過去の成功体験を見つけてみてください。成功までの努力や行動にあなたの強みとなる部分が見えてきます。

成功体験というと見つけづらい人は頑張ったこと大変だったことを思い浮かべても良いでしょう。
アルバイトやサークル、部活動などを振り返ってみてください。頑張る方法考え方にあなたの強みとなるポイントが隠されているはずです。大変だったことが思い浮かんだ人も同様に、大変さをどう乗り越えたかに焦点を当ててみてください。あなたの強みが見つかるはずです。

企業が求める強みから逆算する

企業が求める強みをまずは把握しましょう。その中であなたが持ち合わせているであろう強みをピックアップしてください。その強みを裏付けるエピソードがあれば、それは立派な「あなた自身の強み」です。
また、志望する企業ごとに逆算を行うことで、対象企業に対して的確なアピールが出来ます。企業にあわせて記入する強みを変える学生が大多数です。。なぜなら、企業毎に欲しい人材の人物像が異なり、それに伴って読み手に響く強みも異なるからです。
応募企業に沿った回答をせずに、使い回しをしていると気付かれると志望度が低いと判断されてしまう危険性もあります。

弱みから強みを考える

実は、強みと弱みは表裏一体の関係性です。もし先に弱みが見つかっている場合、弱みから強みを見つけることが可能です。

例えば「協調性がない」という弱みがあるとすれば、それは「主体性がある」や「自主性がある」という強みに言い換えることができます。

エントリーシート(ES)に書く弱みの見つけ方

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強みの次は、弱みの見つけ方についても解説していきます。基本的には強みと考え方は共通しています。
どんな方にも強みがあると同時に弱みも存在しています。

失敗例を挙げる

まずは過去を振り返ります。強みと共通の作業になりますが、見つける物が成功体験ではなく失敗例であることに違いがあります。過去の経験をさかのぼって、失敗例を探していきましょう。

失敗例を挙げられたら、その失敗の原因を考えましょう。
成功までの過程に強みを見つけるヒントがあるならば、その逆で、失敗の原因・過程に弱みを見つけるヒントがあります。

失敗体験や後悔している経験から見つける

人間は生きていく中で大なり小なり、必ず失敗をしています。その失敗体験をまずはリストアップしましょう。
次に、その失敗体験の原因を1つずつ書き出してください。この原因が弱みに繋がる非常に重要なファクターです。
例えば「アルバイトをしていた際に、自分の仕事を回すことができずに社員の方に迷惑を掛けた」という失敗体験があり、「タスクに優先順位を付けること/仕事のスピードの遅さ/複数タスクの処理能力が低い」という失敗原因があるならば、あなたの弱みは「全体を見通して、計画を立てる能力が低い」ということになります。
これは企業で働くうえで非常に重要な能力と言えるでしょう。ですがこの弱みが重要であると理解している姿勢と、弱みを改善できる案改善しようとする姿勢をアピールすることで、採用担当者に対して弱みを使ってアピールすることができます。

強みから弱みを見つける

強みの見つけ方でも記載しましたが、強みと弱みは表裏一体の関係性です。強みから弱みを見つけていきましょう。

「柔軟性がある」や「協調性がある」といった強みは裏を返せば、「主体性がない」や「流されやすい」といった弱みになります。
強みから弱みを見つけた場合にも、改善策や弱みを踏まえたうえでどう行動するようにしているかなどのポジティブな点も考えておきましょう。

エントリーシート(ES)の強み・弱みの書き方とポイント【例文付】

強みと弱みはそれぞれ見つけられたでしょうか。次は実際にそれらをESに記入する段階です。せっかく企業に沿った強み・弱みが見つけられたとしても、うまく伝えることができなければ、意味がありません。

それでは、実際に書く際のポイントを紹介していきます。

結論から書く

まず最初に結論から書きましょう。「私の強みは◯◯です。」「私の弱みは〇〇です。」と結論を最初に提示してください。話の方向性・何を伝えたいのかが明確になります。これはES全体でも同様です。問いに対する答えを一番に伝えましょう。

結論を示さず、付随するエピソードなどから書き始めてしまうと強みが何か、弱みが何か分からないまま読み進めていくことになってしまいます。

エピソードを絡める

結論で書いた強み・弱みを裏付けるエピソードを書きましょう。ストーリーが加わることによってオリジナリティや人間性が見えてきます。

強みが発揮された場面や弱みを感じた出来事を具体的に紹介します。普遍的な強み・弱みでも、それらを発見したエピソードはあなたしか経験し得ない特別なものです。

入社後にどう活かすか

最後は、入社後にどう活かすかを書きます。強み・弱み自体を知りたい訳ではありません。強みを武器にどう行動するか弱みを改善するためにどう努力するかを知りたいのです。業務内容や社風に沿って考えるとどう活かせるかが想像しやすくなります。

弱みを弱みのまま終わらせてはいけません。弱みを理解した後に、改善する努力ができるところまで伝えていきましょう。

強みを書く際のポイント

強みを書く際には、「企業での強みの活かし方」に触れる必要があります。
上記した通り、強みを武器にどう行動するのかという点に触れてこそエントリーシート(ES)の強みの項目は完成します。
また、企業の求める人物像に沿った強みを書くことと、入社後に強みをどのように再現して働くのかという点を意識して書きましょう。

弱みを書く際のポイント

強みと違い、弱みは「気づきと改善策」が必要になります。
失敗体験から失敗原因を分析し、分析結果から弱みと失敗から学んだ・気づいたことを得られると思います。
この学んだ・気づいたことと、二度同じ失敗をしないようにという改善策がが非常に重要です。
「この学生は失敗や挫折経験から反省と成長が出来る人物なのか」という視点で採用担当者は弱みを見ていますので、意識して書くようにしましょう。

強みの例文

私の強みは高校の部活動で養った「粘り強さ」です。
高校の部活動では、毎週末合宿があったのですが1日30セット練習試合を行っていく中で体力と精神力の両方が鍛えられました。この粘り強さを、御社の営業業務でノルマを達成するまで継続する際に活かし、御社に貢献したいと考えております。

弱みの例文

私の弱みは「全体を見通す能力」が低い点です。以前アルバイト中に、目の前の業務に集中しすぎて他の作業の進捗を見逃してしまい、社員の方に迷惑をかけてしまった経験があります。この経験から、私は目の前のことに集中しすぎる傾向にあるため、全体を把握して個々のタスクを進行していく必要があると反省しました。この弱みを改善していくために、客観的に物事を見ることを心がけています。
この学びは、貴社に入社後に様々なプロジェクトを進行していく際にも活かせる学びであると考えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。あなたの強み・弱みは見つかりましたか?自分の強みと弱みが理解できれば、強みをさらに活かす行動を取り、弱みを事前に補ってより良い結果に導く事ができるようになります。自分を客観的に見て、強み弱みを把握する能力はビジネスの世界や人生において重要なスキルです。就活中にしっかりとこのスキルを養い、継続していきましょう。。

強みと弱みは表裏一体の関係性です。どちらか一方でも見つけることができれば、もう一方は見つけやすくなります。また、企業に合った強み・弱みを把握してエントリーシート(ES)を作成していけば、読み手に響くオリジナリティを持ったあなたらしいESが完成します。

よくある質問

Q. 企業がエントリーシートで強み・弱みを聞く理由は何ですか?

A. 自分を客観視できているか、企業に合っているかを判断するためです。

Q. 強みを見つけるためにどうすれば良いですか?

A. 過去の成功体験を振り返る、企業が求める強みから逆算する、弱みから強みを考えるなどの方法があります。

Q. 失敗体験からどのように弱みを見つけることができますか?

A. 失敗体験の原因を分析することで、自分の弱みを見つけることができます。

Q. 弱みを企業にどのように伝えるべきですか?

A. 弱みの気づきと改善策を明示し、どう改善するか努力をアピールすることが重要です。

Q. エントリーシートに強み・弱みを書く際のポイントは何ですか?

A. 結論から書く、エピソードを絡める、入社後にどう活かすかを書くことがポイントです。また、強みは企業での強みの活かし方に触れることが重要です。強みを武器にどう行動するのかを意識して書きます。反対に弱みは「気づきと改善策」に触れることが重要です。弱みを理解し、改善する努力をアピールします。

Q. 「協調性がない」という弱みをどのように強みに変えられますか?

A. 「協調性がない」は「主体性がある」や「自主性がある」といった強みに言い換えることができます。

Q. 自己分析を行うことで、強み・弱みの理解にどのような影響がありますか?

A. 自己分析を行うことで、自分の強みを活かし、弱みを補おうと行動することができるため、企業での活躍が期待されます。

Q. 強み弱みと長所短所の違いは何ですか?

A. 強みは仕事や組織で発揮できる力を指しますが、長所は主に人柄や資質として優れている点を指します。また、弱みが仕事や組織で改善が必要な力である一方、短所は人柄や資質において足りない点のことです。

Q. ESで一文の長さはどれくらいが目安ですか?

A. 1つの文章は60~80文字を目安に書きましょう。100字を超えると情報が複数入ってしまい、相手にとって読みづらい文章になってしまう可能性があります。また、一文一義、つまり、1つの文章が1つの内容・意味を持つように工夫することが重要です。

Q. 企業が求める強みはどのように見つけることができますか?

A.志望企業の求める人物像を知るためには、以下のようなものから情報を確認していくとよいでしょう。
企業の公式ウェブサイト:採用ページや会社紹介ページに掲載されていることが多いです。
就職情報サイト:就職情報サイトの各企業の採用情報欄にも記載されていることがあります。
会社説明会:企業が主催する説明会やセミナーで、人事担当者が直接求める人物像について説明することがよくあります。また説明会などで配布される入社案内や採用パンフレットに、求める人物像が記載されていることがあります。
インタビュー記事:社長や実際に働く社員へのインタビュー記事に、企業が求める人物像のヒントが隠されていることがあります。

Q. 自己分析を行うための具体的な方法は何ですか?

A. 自己分析を行うためには、マインドマップ(普段自分が「何を考え」「何を大切にして」「どんな原理で行動しているのか」といったことを、より明確にする)、自分史(客観的に自分を見つめ直し、自分の強みや弱みを再認識する)、ジョハリの窓(自己認識(自分が見た自分)と他者認識(他人が見た自分)のズレを理解できる自己分析のためのフレームワーク)などの方法が挙げられます。昨今ではMBTI診断(自分自身の性格や思考の傾向を言語化)もあります。

Q. 他の応募者と差別化するためにはどのような強みの書き方をすればよいでしょうか?

A. 他の応募者と差別化するためには、自身の経験したことを掘り下げて具体的に伝えましょう。例えば、単純にアルバイト経験を語るのではなく、「自身の業務だけでなく新人教育も率先して行っています」など、自分の性格や価値観を強調してみましょう。少しエピソードを深ぼって伝えることで差別化ができます。

Q. 弱みを書く際の注意点は何ですか?

A. 弱みを書く際の注意点として、努力や心がけで改善できるものを選ぶ、ネガティブすぎる言い方をしない、などが挙げられます。短所を説明する上で最も見られているのは、「改善する意志があるか、また将来的にその短所は克服されるのか」です。そのため、生まれながらにして持ち合わせた短所や、改善が難しいものはできるだけ言及を避けたほうが無難です。また、「短所はありません」もできるだけ避けましょう。そもそも、短所がまったくない人などほとんどいないでしょう。「短所がない」と言い切ってしまうと、面接官には「自己分析が不十分」と判断されてしまう恐れがあります。

Q. 長所と短所を裏返しに言っていいですか?

A. 長所と短所が裏返しでも問題ありません。回答に一貫性が生まれ、より自分の人柄が伝わりやすくなるでしょう。 その際は、「粘り強さが私の長所なのですが、諦めが悪いところが私の短所でもあります」というように伝えるのがおすすめです。 もちろん無理に裏返しになる長所と短所を選ぶ必要はなく、それぞれ異なる一面でもOKです。

Q. 強みの例は何ですか?

A. 強みの例は、「行動力がある」「粘り強い、継続力がある」「負けず嫌い、競争心が強い」「柔軟性が高い」「面倒見がいい」などが挙げられます。

Q. 弱みの例は何ですか?

A. 弱みの例は、「飽き性」「優柔不断」「諦めが悪い」「頑固」「抱え込みやすい」などが挙げられます。強みと弱みは表裏一体であり、併せてアピールできる強みも紹介するので、自分に合うものを探して選考の材料にしてください。

Q. 自己PRにおける強みと弱みのバランスを取るためのコツはありますか?

A. 自己PRにおいては、強みを強調しつつ、弱みを補完する形でアピールすることがポイントです。また、自己成長や向上心を示すことで、バランスの取れたアピールができます。
監修者 熊谷 直紀
監修者 熊谷 直紀

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熊谷 直紀

監修者熊谷 直紀

横浜国立大学理工学部卒。株式会社DYMに新卒一期生として2011年に入社し、WEBプロモーションなどのデジタルマーケティング領域で業務に従事し、その後新規事業立ち上げを経験。
2015年よりDYMの人事部へ異動し人事領域を統括、毎年多くの就活生や求職者との面接・面談を実施。
内定チャンネルなどの採用関連メディアへの出演や記事監修を通して人事・人材関連の情報を発信中。

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