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就活コラム
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テストセンターで受験するまでの流れを紹介。予約方法から注意点まで

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テストセンターは多くの企業で採用されている適性検査です。受験はID発行を行い、会場や受験日時を予約する必要があります。正しい手順を押さえてスムーズな受験を目指しましょう。テストセンターの予約方法や当日の流れと持参物、注意点を解説します。

目次

  1. テストセンターについて
  2. その他の適性検査について
  3. テストセンターの予約方法
  4. テストセンターに必要な持ち物
  5. テストセンター当日の流れ
  6. テストセンターの受験で気になること
  7. 時間に余裕を持って受験しよう

テストセンターについて

就活が始まると「テストセンターは早めに受けておいた方が良い」と周囲からアドバイスを受ける機会が増えるでしょう。就活生の選考にテストセンターを採用している企業は多いため、早めに対策をしておくことをおすすめします。

【テストセンターとは】

そもそもテストセンターとは、就職活動で使用される適性検査の一つです。新卒学生の就職活動ではポピュラーな適性検査「SPI」を、自宅のPCや企業の選考会場ではなく、全国各地にある「テストセンター」と呼ばれる会場で受験します。

テストセンターの会場はカンニングなどの不正がしにくい環境であり、受験時に本人確認を行うため替え玉受験もできません。そのため、公平に学生を選考したい企業にとってメリットがあるのです。

また、一度受けたテストセンターの結果は他の企業の選考にも使い回せるため、就活生にとっても大きな負担軽減となります。

その他の適性検査について

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就職活動で採用されている適性検査は、テストセンター以外にも様々なものがあるため、選考を希望する企業に合わせて対策を進めておきましょう。

テストセンター以外の適性検査は、大きく分けると「Webテスト」と「筆記試験」の2種類に分けられます。それぞれの特徴をここで知っておきましょう。

【Webテスト】

Webテストとは、企業がWeb上で用意する適性検査です。就活生は、自宅や学校のPC、企業の用意した試験会場などで受験することになります。

Webテストと一言でいっても様々な種類があり、出題傾向や検査項目が全く違うため、個別の対策が必要です。新卒採用においてよく採用されている「玉手箱」や「TG-WEB」のほか「TAL」や「Compass」という比較的珍しい適性検査もあります。

ちなみに、テストセンターで受験しないタイプのSPIもWebテストの一つです。

【筆記試験】

筆記試験は、適性検査の専門企業が制作したものと、企業が独自で問題を制作したものに分けられます。

SPIをペーパーテストにしたものや、コンピューター関連企業の選考で用いられる「CAB」、総合職向けの「GAB」「IMAGES」などは、専門企業が制作した適性検査であるため対策もしやすいでしょう。

企業が独自に用意している筆記試験は、時事問題や英語・数学・国語・理科・社会5科目の基礎学力を見るテスト、意欲や企業理解度を測定するための作文問題などがあります。

特に新聞社やマスコミ業界などであれば、思考力を確認するために論作文を用意している企業が多いです。

テストセンターの予約方法

テストセンターで受験を行うためには、IDの発行や会場の指定、受験する日時の予約などいくつかの手続きが必要です。いざという時に慌ててしまいスムーズに受験できなかった、ということがないように、テストセンターの予約の流れをあらかじめ把握しておきましょう。

【テストセンターのIDを発行してログイン】

まずは、テストセンターの予約を行うため、システムに入るためのテストセンターIDを発行する必要があります。テストセンターを初めて受験する場合、企業からテストセンターのサイトに飛ぶリンクが記載された、受験案内メールが届きます。

テストセンターのサイトで個人情報の登録を済ませれば、自分のテストセンターIDが発行されるので忘れずに控えておきましょう。

その後、自分のテストセンターIDと、受験する企業のIDを入力してログインします。これら2個のIDは別物であるため、混同しないように注意が必要です。

【受験会場を選択】

テストセンターのサイトにログインしたら、希望する地域にあるテストセンター会場を選択します。就活が本格化して受験者多数となる時期には、全国に臨時会場が用意されるため、最寄りの会場を選びましょう。

テストセンターのピークシーズンには、どの会場も予約でいっぱいになることが多々あるため気を付けましょう。また、ピークシーズンを過ぎると全国の臨時会場はなくなり、予約できるのは常設会場のみとなるため、タイミングを逃さないようにしましょう。

【受験する時間を選び仮予約完了】

受験会場と受験日を選択後、当日受験する時間帯を選択すれば、仮予約は完了です。ピークシーズンは多数の受験者が予約を入れ、希望する時間帯を確保しにくい状況となるため注意しましょう。仮予約が正常に完了すれば予約確認メールが送られてきます。

テストセンターは、希望する受験時間の枠さえ空いていれば、当日予約も可能です。

【性格検査を受けて予約完了】

テストセンターの仮予約が完了したら、最後に性格検査を受けます。性格検査の受検が完了すれば、本予約が完了となり、晴れてテストセンターでの受験が可能な状態となるのです。

性格検査の受検には条件があり、会場の仮予約を行った日の翌日AM3時までに性格検査の受検を完了しなければ予約が取り消しとなります。予約日が土曜日である場合、猶予は翌日のAM2時までです。

性格検査の所要時間は30分前後であるため、テストセンターの仮予約作業を完了後、すぐに受検した方が無難でしょう。

テストセンターに必要な持ち物

受験当日、テストセンターの会場に入るためにはいくつか必要なものがあります。会場に到着してから忘れ物に気が付いて慌てるはめにならないように、事前に確認しておきましょう。

【メールに送られる受験票】

テストセンターの受け付けでは、受験票の開示が必要です。テストセンターの予約完了後に画面に表示される予約完了画面もしくは、予約完了後に配信される予約内容確認メールを印刷したものが受験票となります。

印刷を忘れた場合やプリンターを持っていない場合は、自分のテストセンターIDとカナ氏名、検査名、会場名、日程、タームをメモしたA4サイズの紙で代用できます。

スマホで予約画面が確認できる場合は、会場で筆記用具とメモ用紙を借りて書き出すこともできますが、時間ロスを防ぐためにもあらかじめ準備しておいた方が無難です。

ちなみに、カンニング防止のために自分が持参した筆記用具・メモ用紙は使用不可である点に注意しましょう。

【身分証明書(顔写真付き)】

会場では受験者本人であることを証明するため、身分証明書の提示も求められます。顔写真付きのものが必要であるため、学生証や運転免許証、パスポートを用意しておきましょう。

また、身分証明書は有効期限内のものが必要です。特に学生証は、学年が変わるタイミングで有効期限切れとなるケースが多いため注意しましょう。

テストセンター当日の流れ

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テストセンターに到着後、試験開始までにどのような手順を踏むことになるのか、あらかじめ把握しておきましょう。当日の流れを知っておくことで心の準備ができるため、試験に集中できます。テストセンター当日の流れは以下の通りです。

【受け付けを済ませて荷物をロッカー等にしまう】

無事受け付けを済ませたら、テストセンターの会場にあるロッカーに荷物を預けましょう。ロッカーがない会場では、荷物を預け入れる場所が指定されます。持ち出せるものは受験票と、顔写真付きの身分証明書の2点のみです。

スマートフォンや電卓、時計はもちろんのこと、筆記用具やメモ用紙も不正禁止のため持ち込みが禁止されています。試験時は会場で貸し出される筆記用具とメモ用紙を使用しましょう。

ハンカチやティッシュ、目薬は必要に応じて持ち込みが許可されますが、会場にいるスタッフの確認を受ける必要があります。

準備ができたら、自分の受験タームまで待合室で待機しましょう。自分の受験タームが呼び出されたら、試験ルームに向かいます。

【ログインを済ませて試験開始】

試験ルームの入り口で受験票と身分証明書を提示したら、筆記用具とメモ用紙を渡されます。指定された席のPCにIDを入力し、ログインを済ませれば、いよいよ試験開始です。

ログイン後、簡単な操作説明と例題が表示され、すぐに検査が始まります。

試験中は声を出さず、デスクのブザーを鳴らすか、挙手で合図を送ってスタッフを呼び止めましょう。

全ての検査を受け終わったら、借りていた物品を返却し、受け付けで受験票と身分証明書を再提示して、テストセンターの受験は完了します。

テストセンターの受験で気になること

初めてテストセンターの受験を受ける場合、不安なことも多いでしょう。選考試験である以上は、当日の服装や遅刻・欠席の扱いについて気になるという人もいるのではないでしょうか。ここであらかじめ疑問を解消しておきましょう。

【服装の指定はなし】

テストセンターの受験では、服装指定はありません。テストセンターは適性検査を受け、結果を登録することが目的であるため、応募企業の選考には全く関係ないのです。

就活シーズンには、企業の説明会や面接の前後にテストセンターに受験しに来る学生が増えてくるため、受験会場にはリクルートスーツを着用した学生と、私服の学生が混在しています。周囲に気を取られず、自分がリラックスできる私服で行けば良いでしょう。

【遅刻や欠席する場合は必ず連絡を】

予約した日時に遅刻してしまった場合、受験は不可能です。遅刻すると分かった時点で、スマホなどで予約変更を行いましょう。受験開始時間の1時間前までであれば、予約変更ができます。欠勤する場合も同様です。

受験開始まで1時間を切っている場合は、予約システム上での取り消しはできなくなるため、予約したテストセンターの会場まで問い合わせて指示を仰ぎましょう。問い合わせ先は、予約時に発行される受験票や予約受け付け完了メールに記載してあります。

時折間違える人もいますが、テストセンターの問い合わせ先は、応募企業ではなく、あくまでテストセンターの会場である点に注意しましょう。

時間に余裕を持って受験しよう

テストセンターは、多くの企業が採用している適性検査です。一度受験すれば結果を使い回せるため、なるべく早く受験を済ませておくことをおすすめします。

テストセンターを受験するためには、IDの発行や予約会場選択、受験日時の指定など、必要な手続きがいくつかあるため、混乱しないように流れを把握しておきましょう。当日の流れや持ち物、受験当日の注意点も、あらかじめ覚えておくに越したことはありません。

テストセンターの流れを一通り押さえておけば、気持ちの準備ができるため落ち着いて受験できるものです。満足のいく結果を出して、後悔のない就活をしましょう。

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