自己PRで気配りができる性格をアピールするには?|例文あり
就活の自己PRで気配りのできる性格をアピールする方法について、詳しく解説していきます。
就活で実際に使える自己PRの例文も用意したので、ぜひ参考にしてください。
エントリーシートや面接の自己PRにおいて、気配りのできる性格をアピールしようとする就活生は多くいます。
気配りができることはどんな仕事にも役立つ長所・強みなので、自己PRの題材にもしやすいのです。
しかし、気配りができることをテーマに自己PRを作る就活生は多いので、その分個性を出すのも難しいです。
自分の経験が活きるエピソードなどをしっかり準備して、実際の選考・面接に備えましょう。
目次
気配りができることは自己PRに使える?
結論からいえば、気配りができることは自己PRで有効です。
社会人として多くの人と関わり合いながら仕事をするとき、他人を気遣うことは非常に大きな長所・強みになるからです。
企業が求める「気配りができる人」の人物像を把握し、採用担当者からよい印象を持たれる自己PRを考えましょう。
企業が求める「気配り」とは
企業は気配りができる就活生に「協調性」や「謙虚さ」といった長所・強みを求めています。
会社という組織に属して働くうえで非常に重要な長所・強みだからです。
ともに働くメンバーに対し、気配りができる人はよい影響を与えます。
また、新入社員として働くとき、謙虚な人は成長スピードが早いです。
このようなことを期待し、企業は気配りができる就活生を評価しているのです。
気配りができる人の長所・強みとは
気配りができる就活生は持っている長所・強みを紹介します。
- 周囲のことをよく見ている
- 謙虚である
- 自分から行動できる
- 人見知りしない
具体的な言葉にすることで、自己PRを考えるときの参考になります。
自分の経験と照らし合わせ、使いやすい長所・強みを探しましょう。
周囲のことをよく見ている
気配りのできる人は、周囲のことを観察し空気を読んだ行動をすることができます。
まわりのことをよく見ているからこそ、気配りをすることができるからです。
他人を気遣うだけではなく、ときには組織を動かすために、先頭に立ってメンバーを導くこともできるのです。
謙虚である
謙虚であることは、気配りができる人が持つ長所・強みのひとつです。
周囲に感謝の気持ちを忘れない姿勢が、気配りができるという評価につながっているからです。
謙虚な姿勢を大切にすることは、とくに新入社員のときに大切なので、就活の自己PRで非常に有効な長所・強みになります。
自分から行動できる
気配りができる人は、他人のためになると思ったことを自分から進んでおこなうことができます。
だれかが困っていることにいち早く気づいて手を差し伸べるのが、気配りができるということだからです。
控えめな性格ととらえられがちですが、こうした主体性も持っているのです。
人見知りしない
人見知りをしないことは、気配りができる人の長所・強みのひとつです。
初対面の人と話すときでも、その場の空気を読んで適切なコミュニケーションを取ることができるからです。
社会人として生きていくなかでは、初対面の人と協調することが大切なので、人見知りをしないことは大きな長所・強みになるのです。
自己PRで気配りができる性格を効果的にアピールするときのポイント
自己PRやエピソードで伝えたいことを的確にアピールするにはコツがあります。
自己PRやエピソードで自分の気配りのできる性格をアピールするときのポイントを紹介します。
- 具体的なエピソードを用いる
- 「気配りができる」を別の言葉に言い換える
- 面接での行動にも気をつける
ポイントを把握して、面接官に好印象を持たれる自己PRを作成しましょう。
具体的なエピソードを用いる
気配りができる性格が発揮された具体的なエピソードを用意しましょう。
エピソードを話すことで、面接官に納得感を与えることができるからです。
言葉だけで気配りができることをアピールしても、面接官は信用してくれません。
実際に気配りができる性格を発揮したエピソードを言語化し、自己PRに盛り込んでみましょう。
「気配りができる」を別の言葉に言い換える
気配りができることを別の言葉で表現しましょう。
「気配り」という言葉から感じられることは人によってさまざまだからです。
就活生と面接官のあいだに認識の齟齬があると、自己PRも十分に伝わらなくなってしまいます。
「謙虚である」「協調性がある」などの言葉を用いて、長所・強みをより具体的にアピールしましょう。
面接での行動にも気をつける
気配りができることを自己PRの軸とする場合、面接での行動にはとくに気をつけましょう。
面接での印象がよければ、気配りができることに説得力が生まれるからです。
人当たりのよさや気が利くことを感じさせる話し方・行動を意識しましょう。
自己PRで気配りができる性格をアピールするときの注意点
すばらしいアピールポイントを持っていても、面接官に伝わらなければ意味がありません。
気配りができる性格を自己PRで伝えるときの注意点を紹介します。
- 冒頭に結論を持ってくる
- 気配りができることに疑問を持たれないようにする
- 気配りができる性格がどのように仕事に活きるのか考える
注意点を守り、面接官に齟齬なく伝わる自己PRを目指しましょう。
冒頭に結論を持ってくる
就活用の自己PRを作るときは「結論を最初に述べる」ということを必ず意識しましょう。
起承転結はビジネスには適しません。冗長な文章では伝えたいことがぼやけてしまいます。
「結論→理由→具体例→結論」という順序を意識して文章を組み立てましょう。
気配りができることに疑問を持たれないようにする
気配りができることを長所・強みとする場合、選考での行動にはとくに気をつけなくてはなりません。
遅刻をしたり受け答えがあやふやだったりすると、面接官は自己PRの信憑性に疑問を抱いてしまいます。
自己PRやエピソードの信頼感を上げるためにも、選考を通して気配りのできるふるまいをしましょう。
気配りができる性格がどのように仕事に活きるのか考える
気配りができることを入社後どのように活かしていきたいか、具体的に話せるようにしましょう。
面接官は自己PRを通して、就活生が入社後どのように活躍してくれるかを想像しようとしています。
「気配りができる」という長所・強みを伝えても、社会人として働いている姿を思い起こさせることができなければ、自己PRとしては失敗になってしまいます。
気配りができる性格を発揮した具体的なエピソードなどを駆使して、面接官のイメージを促進させるような自己PRを目指しましょう。
【例文あり】気配りができる性格をアピールできる自己PR
実際の自己PRを読むことで、自分が自己PRを作るための糸口を見つけましょう。
気配りができる性格が効果的に伝わる自己PRの例文を紹介します。
自分の目指す方向性やエピソードと合った例文を選び、参考にしてください。
【部活動経験】気配りができる性格が伝わる自己PR例文
私は学生時代、部活動を通してチームをまとめる力を身に付けました。
私の所属していたバスケットボール部は、入部当初は大会でも一回戦に勝てるかどうかという実力でした。その原因は、行っている練習が部員それぞれのやりたいものと大きく異なっていることにあると私は気付きました。
そこで私は、一人ずつ時間を取ってどんな練習がしたいのかを聞いて回り、新しい練習メニューを提案したのです。自分のやりたい練習がメニューに盛り込まれると部員の士気は一気に上がっていき、最終的には地区大会を優勝できるほどの実力に導くことができました。
部活動で身に付けたチームの意見をまとめて新しいものを生み出す力を、仕事上でも企画を提案する場面などで役立てていきたいと思っております。
【アルバイト経験】気配りができる性格が伝わる自己PR例文
私は学生時代のアルバイトで、相手の立場に立って考えることの大切さを学びました。
元々私は人とコミュニケーションを取るのがあまり得意ではなく、接客に対しても苦手意識を持っていました。ですが、それを克服しようとアルバイトの中でも率先して接客をするよう努力しました。
接客にあたっては、お客様の立場に立って店員がどういった対応をするべきなのかを徹底的に考えました。その結果お店のアンケートで私の名前を指して、お客様から接客を褒めていただける機会を何度も経験しました。相手のことを考えて接していると、本当に伝わるのだなと実感させられる私にとって忘れられない体験となりました。
お仕事をさせていただく上でも、お客様の気持ちを大切にして、日々接客の向上に努めていけることを約束します。
まとめ:気配りができることを効果的にアピールしよう
気配りができることは、就活で有効な長所・強みであるだけでなく、社会人として働くなかでも重要な強みです。
とても魅力的な長所・強みですので、記事の内容や例文を参考にしてぜひ魅力的な自己PRを完成させてください。
ひとりで自己PR作成のすべてを仕上げるには限界があります。
本当に魅力的な文章を書くためには、第三者の力を借りることも大切です。
Meets Companyでは、就活のプロであるキャリアアドバイザーが、内定を獲得するまでしっかりとお手伝いさせていただきます。
自己PR作成から面接対策まで相談をお受けいたしますので、ぜひご活用ください。