【ES対策】エントリーシートに使う写真のポイントは?適した服装も紹介
自分の身だしなみが間違っていないか確認したい就活生にむけて、写真撮影の基本を解説します。
エントリーシートや履歴書に添付する写真を撮るとき、サイズや髪型など悩むポイントは多いです。
サイズや髪色だけでなく、撮影方法やデータ化のやり方まで注意したいポイントはたくさんあります。
ぜひこの記事を役立てて、好印象に繋がる証明写真を用意してください。
目次
就活のエントリーシートでは写真も重要な要素のひとつ!
就活シーンでは、エントリーシートや履歴書に証明写真を添付する必要が出てきます。
「応募した就活生が本人であることを面接時に確認したい」というのが主な理由です。
企業によっては数百人から数千人単位のエントリー情報を管理する必要があるため、本人確認は重要な要素です。
そのため、面接時は写真と近い状態(服装、髪型、眼鏡の有無)で臨むようにしてください。
また、写真から得られるイメージも選考対象として見られる場合もあります。
身だしなみや表情など、一般常識的なマナーの範囲から逸脱していないかを見ており、かつエントリー者の人物像をある程度掴む狙いもあります。
エントリーシート(ES)で証明写真の服装はどうすればいい?
エントリーシートや履歴書の写真を撮影するときの服装について、企業から指定がないこともあります。
判断に迷っている人に向けて、写真撮影時の服装の基本マナーを紹介します。
エントリーシート(ES)の写真は基本スーツ
ESに添付する写真について、最も一般的な服装はスーツです。
自己判断で私服を選んでしまうよりも、スーツであればビジネス上の服装として捉えられるため、悪印象を与える心配はありません。
色は、紺や黒、グレーなどの落ち着いた色がおすすめです。
スーツを着るときは、なかに着るワイシャツにも注意しましょう。
白の無地を選べば問題ありませんが、白でもストライプが入っているものは避けたほうが無難です。
柄もののワイシャツはオシャレ着の一種という位置づけであるため、就活では適していないからです。
ほかの就活生と違う服装をしているという時点で、協調性のない人物という印象を与えかねません。
男性であればネクタイで差し色を入れることができるので、スーツ・ワイシャツに関しては基本色に統一したほうがよいです。
業種・職種によっては私服でも可
アパレル関係やファッション誌に関わる仕事など、業種によっては私服で構わない場合もあります。
それらの職種であれば、私服のファッションセンスが自己PRにつながり、採用選考基準の1つとして見られることがあるからです。
インターンで私服出勤が許可されている企業であったり、面接で私服を指定されたりしたときは、エントリーシートや履歴書の写真も私服で構いません。
ただし、全体的に白い服装は写真撮影では避けましょう。
背景と同化して見づらくなってしまうからです。
髪の毛は黒色に染めてから写真を撮ろう
就活中は髪を黒色に染めておくようにしましょう。
服装と同様に、協調性が取れないと判断される可能性があるからです。
地毛が茶色い場合は、備考欄などに一言添えておきましょう。
ただし、公的機関など職種や希望する部署によっては、身だしなみを厳しく見られます。
その場合は黒く染めておきましょう。
エントリーシート(ES)に適した証明写真を撮るときの注意点
証明写真にはさまざまな種類があります。
就活のエントリーシートや履歴書に適した証明写真を紹介します。
証明写真の撮影方法による違いについても解説したので、参考にしてください。
エントリーシート(ES)で使う写真のサイズは縦4.0cm×横3.0cm
基本的に、エントリーシートや履歴書に添付する証明写真のサイズは縦4.0cm×横3.0cmです。
注意点として、企業によっては独自にサイズを指定されていることもあるので、事前に必ず確認しておきましょう。
また、写真館で撮影を依頼するときは、印刷前に必ずサイズを伝えるようにしましょう。
サイズだけでなく、「就活用の証明写真である」という旨を撮影前に伝えておくことで、目的に合わせた撮影をお願いすることができます。
写真館で撮ってもらうのがおすすめ
写真館などの写真専門店では、プロの技術で写真を撮影してもらうことができます。
一番のメリットは第三者目線で、就活に適した写真に仕上げて貰えることです。
シャツやネクタイのズレがないか、髪型や姿勢の細かなチェック、撮影の角度に至るまで的確に指示・判断して貰えます。
また、近年では修正・加工技術も発達してきているため、軽微な肌荒れや髪の乱れなどは修正してもらうこともできます。
撮影したデータを購入できる写真館も多く、エントリーシートや履歴書をデータで送付するときや、枚数が必要になって焼き増ししたいというときにも活用できます。
写真館で就活に適した証明写真を撮ってもらいましょう。
専門店の利用が難しければスピード写真で
スケジュールの都合で急に必要になった場合や写真館が近隣にないときは、街頭や駅などに設置してあるボックス型のスピード写真の機械で撮影しましょう。
その場で現像でき、費用を抑えられるという利点があります。
ただし、身だしなみや表情・メイクのチェックを自分でおこなう必要があるので、きちんとチェックを済ませてから撮影してください。
モニターに映る姿を確認し、軽く顎を引く、猫背にならない、など姿勢にも注意しましょう。
どうしても時間がないときはスマホで光量を調整しよう
スマホで撮影した証明写真を使うのは、急ぎで証明写真を用意しなくてはならないときのみにしましょう。
撮影技術の向上で、スマホ撮影でも高画質撮影が可能になってきています。
とくに光の入り方が重要で、片方の側面から光が入っていると余計な影ができてしまいます。
スマホ自体の光量を調整し、できるだけ光の入り方が偏らない撮影を意識しましょう。
撮影場所は屋内を選び、余計な角度がついてしまう自撮りは避けて家族や知人など、「第三者に正面から」撮影してもらうようにしましょう。
インターンシップのエントリーシート(ES)で使った写真を参考にしよう
本エントリー前にインターンシップを活用していた経験がある人は、そのときに作成したエントリーシートや履歴書を参考に写真を準備しましょう。
「企業に一度提出し、インターンシップで活動できた」ということは、そのときに提出した写真にも不備がなかったと判断できるからです。
ただし、インターンシップで使用した写真を撮影した日付から半年以上経過している場合は、新しく撮影し直す必要がありますので、注意しましょう。
エントリーシート(ES)に証明写真を貼るときの注意点
エントリーシートや履歴書に証明写真を貼るとき、基本的には「のり付け」します。
稀にテープで固定を求められる場合もありますが、指定がなければのり付けのみで問題ありません。
証明写真を貼り付ける前に、裏に名前を記入しておきましょう。
送付中に剥がれてしまっても、誰のものか確認できるからです。
また、のりで名前が滲んでしまっては意味がないので、必ず油性ペンで記入する必要があります。
Webエントリーシートに証明写真を貼る方法
就活中に、エントリーシートや履歴書の提出をWeb上や企業とのメールで、直接添付しなければならない場面もあります。
写真館やスピード写真で既に印刷してしまっている場合はどうすればいいか、その方法について紹介します。
写真館でデータをもらう
データ化する際に一番おすすめしたいのが、写真館で撮影データをもらう方法です。
追加料金が発生する場合もあれば、撮影料にデータ込みの写真館もありますので、事前に確認しましょう。
印刷した写真と同等の画質でデータが貰えるので、わざわざ取り込み直す手間も省けます。
スキャンでパソコンに読み込む
スキャナーを使用すれば、印刷してある証明写真をデータとして取り込むことができます。
自宅にスキャナーがない場合は、コンビニのコピー機にスキャン機能があるので利用してください。
手元のカメラで撮影をする
スマホのカメラ機能や、デジカメを利用して撮影し、パソコンに取り込む方法もあります。
注意点は、印刷済みの証明写真は光が反射しやすいという点です。
フラッシュ機能を使って撮影すると、白飛びしてきちんと映らないこともあるので、光の加減には気をつけてください。
まとめ:エントリーシート(ES)の証明写真で第一印象を良くしよう
エントリーシートや履歴書に添付する写真は、就活中で最初に企業の採用担当者に顔を見せる場面でもあります。
印象のよい写真を添えることができれば、面接で自己PRも伝わりやすくなります。
ESに使う写真の基本を押さえ、写真が要因で落とされてしまうという事態を避けましょう。
自己PRで魅力・人柄などの中身を見て判断してもらうためにも、まずは証明写真から気をつけていきましょう。
ひとりで就活のすべてを準備するのには限界があります。
就活で効果的なESを作るためには、第三者の力を借りることも大切です。
Meets Companyでは、就活のプロであるキャリアアドバイザーが、内定を獲得するまでしっかりとお手伝いさせていただきます。
エントリーシート作成から面接対策まで相談をお受けいたしますので、ぜひご活用ください。