【就活】合同説明会のマナーとは?質問例も紹介
合同説明会で注意するべきマナーとタブーを、質問例を交えて紹介します。
マナーの基礎知識を身につけることで好印象を抱いてもらい、就活を有利に進めましょう。就活イベントのひとつとして多くの就活生が参加する合同説明会。
日常生活では気に留めなかった些細な仕草でも、就活の場ではマナー違反になることがあります。
なかには内定に直結する場合もあるので、好印象を与える行動を心がけましょう。
目次
就活生が合同説明会で守るべきマナー
合同説明会に参加する場合、具体的にどういったことに気を付ければいいのか分からない就活生は少なくありません。
合同説明会で守るべきマナーについて解説します。
合同説明会は、多くの就活生にとって企業とのファーストコンタクトになります。
気を抜かずに確認していきましょう。
合説でのマナー:受付時間に余裕を持って到着する
合同説明会の会場には、時間に余裕を持って到着しましょう。
時間を守るのは社会人として当然のマナーです。
合同説明会は参加企業に対して開催時間が短いこともあります。
自分が貴重な機会を逃さないためにも、必ず時間は守りましょう。
合説でのマナー:コートは脱いで会場に入る
合同説明会の会場では会場に入る前にコートを脱ぐのがマナーです。
コートには埃よけの意味があり、着用したまま会場に入ることは、会場内が汚れていることを表してしまいます。
脱いだコートはきれいにたたんで持ちましょう。
コートの袖が外に出ないように一度裏返し、二つ折りにして手で持つと、袖が外に出てこないので綺麗に見せることができ、おすすめです。
合説でのマナー:携帯電話はマナーモードにする
持ってきた携帯電話はマナーモードに設定しましょう。
合同説明会中に着信音などが鳴ると、企業だけでなく参加者全員に迷惑です。
必ずマナーモードに設定し、バイブ音なども響かないようにしましょう。
オンラインアンケートへの回答を求められることもあるので、電源を切る必要はありません。
合説でのマナー:荷物は椅子の下におく
持ってきたビジネスバッグは椅子の下におきましょう。
合同説明会ではスペースに対し、人が多いことが少なくないからです。
席と席の間はもちろん、通路に荷物をおくことも避けましょう。
合説でのマナー:質問をするときは名前を名乗る
合同説明会で質問をするときは、最初に名前を名乗りましょう。
なにか質問をするときに名前を名乗るのは社会人としてのマナーです。
採用担当者に名前を覚えてもらうという意味でも、名乗ることは重要です。
所属大学などを伝える必要はないので、名前は必ず伝えるようにしましょう。
合説でのマナー:質問・説明会後はお礼のあいさつをする
採用担当者に質問をしたあとは、必ずお礼をいいましょう。
質問に答えてくれたことに対してお礼をいうのは、社会人としてあたりまえのマナーです。
また、説明会終了後に会場を出るときも、採用担当者とすれ違うようなことがあればあいさつをしましょう。
顔を覚えてもらうことにつながりますし、礼儀正しい就活生だという印象を与えることもできます。
就活生が注意すべき、合同説明会でマナー違反とされること
企業の採用担当者は、ブースに来ている就活生をしっかり見ています。
些細なマナー違反が悪い印象を与え、内定に影響することもあるので注意しましょう。
合同説明会で避けるべきマナー違反を紹介します。
合同説明会の会場に遅刻する
就活生として、集合時間には遅刻しないようにしましょう。
時間を守れないのは社会人として致命的です。
なにか事情があって遅刻する場合は、合同説明会の運営に必ず連絡しましょう。
また、早く着きすぎるのも好ましくありません。
合同説明会の設営が終わっていない可能性があるからです。
遅すぎず早すぎず、ちょうどいい時間に到着できるようにしましょう。
身だしなみがよくない
髪型や服装など、身だしなみには注意しましょう。
第一印象がだらしないと、その後の選考フローに響き続けます。
また、たばこを吸っている人は、匂い落としなどを使って匂いを消しましょう。
就活において、喫煙をしていることはいい印象を与えないからです。
合同説明会中の聞く態度が悪い
合同説明会で採用担当者の話を聞くときは、態度や姿勢に気をつけましょう。
腕・脚を組む、ガムを噛むなどの行為は絶対にNGです。
ほかにも、話を聞くときの姿勢やあくびにも気をつけなくてはなりません。
過度に緊張する必要はありませんが、合同説明会も採用の一環であることを意識しましょう。
合同説明会中に私語をする
合同説明会に参加している間は、私語は慎むようにしましょう。
採用担当者が話しているときはもちろん、企業ブース間を移動する際も気をつけましょう。
採用担当者はつねに就活生のことを見ています。
不用意な行動で評価を下げることは避けましょう。
携帯電話をいじっている
指示があるときをのぞき、携帯電話には触らないようにしましょう。
「集中力がない」「やる気がない」といった印象を持たれてしまいます。
メモを取る場合も余計な誤解を避けるため、携帯電話は使わないようにしましょう。
採用担当者に敬語が使えていない
質問をするときは正しい敬語が使えているか注意しましょう。
礼儀正しさは気持ちだけでは伝わりません。
間違った敬語を使えば、採用担当者から「不勉強な就活生だ」と思われてしまいます。
ていねいな言葉遣いを心がけましょう。
合同説明会でおすすめの質問例を紹介
合同説明会で効果的な質問の例を紹介します。
質問の仕方1つで、その背景にある会社の雰囲気や社員の考え方など多くの情報が得られます。
入社後のビジョンを持って就活に臨んでいる姿勢を評価してもらえる可能性もあるので、積極的に質問しましょう。
【質問例】仕事内容や業界、競合について
・◯◯の仕事内容について具体的なタイムスケジュールを教えてください
・御社の強みである◯◯を強化するために、今後どのようなビジョンをお持ちですか
・競合他社と比較した時、御社の一番の強みはどのようなところですか
仕事内容を具体的に深掘りする質問をしましょう。
企業のホームページや合同説明会の会社説明で取り上げられている内容に重複する質問は避けてください。
自己PRの作成や面接のときに、ほかの受験者と差別化できるような情報を引き出せれば、採用担当者の印象に残る自己PRになります。
【質問例】仕事におけるやりがいについて
・現在どのようなことにやりがいを感じていますか
・入社後、最初に任される業務は具体的にどのようなものがありますか
・御社の〇〇の部署を志望しています。仕事を任されるまでにどれくらいかかりましたか
企業側も優秀な人材確保のために、やりがいをアピールしている場合があります。
合同説明会の担当者に直接やりがいについて質問するのは、やりがいが社員に浸透しているかを確認する絶好の機会です。
実際の先輩社員の経験を具体的に質問することで、「自分が求めるやりがい」と合致しているかを確認することができます。
【質問例】社内の雰囲気や社風について
・◯◯の部署では、新入社員にも仕事を任される機会はありますか?
・休憩時間や休日はどのように過ごしていますか?
実際に働いていく上で気になる、社風や職場の雰囲気について質問しましょう。
入社後にスムーズに馴染むための準備をおこなうことができます。
【質問例】入社後の新入社員研修について
・研修期間は具体的にどのような業務を経験しましたか
・研修は個別なのか複数の新入社員でおこなうのか、どちらでしょうか
入社直後に多くの新入社員が研修を経験します。
研修について質問したい場合には、このように尋ねましょう。
【質問例】正社員の定着率・男女比
・正社員の定着率を教えてください
・〇〇部署の男女比はどれくらいですか
・産後にも活躍している方はいますか
正社員の定着率は、社風ややりがいを感じている社員の有無を具体的に知ることができる指針の1つです。
福利厚生の充実度を知ることもできるので、積極的に聞いておきたい部分です。
ただし、「離職率」などのネガティブワードは出さないようにしましょう。
【質問例】就活生に求める人物像について
・求める人物像に〇〇とありましたが、そのほかにどのような資質を持つ人が求められますか
・実際に活躍されている方の持つ資質には、〇〇以外にどのような共通点がありますか
企業の求める人物像を質問する時は、企業紹介の時点で手に入るような情報以上を求めていると伝わる質問をする必要があります。
【質問例】社員の失敗体験について
・先輩社員の失敗談と、その解決経緯について教えてください
・どんな失敗をした経験がありますか。また、その経験はどのように活かされていますか
失敗談を質問するのも実際に現場で働く先輩社員の考え方や、周囲のバックアップ体制を推し量る指標になります。
また、採用担当者に成長意欲の高い就活生だということをアピールできます。
まとめ:就活の合同説明会ではマナーを守って行動しよう
初めて企業の担当者と会う就活生が多いなか、マナーが完璧にできている学生というのは大きな強みになります。
採用担当者に好印象を与えることができれば、ほかの就活生より1歩リードすることができ、内定獲得に向けて大きく前進することができます。
ぜひマナーの知識を深め、内定獲得につなげてください。
Meets Company では新卒向けに、内定直結型の合同説明会を開催しております。
合同説明会後は就活のプロであるキャリアアドバイザーが内定獲得までサポートいたしますので、ぜひ参加してみてください。